星読み阿闍梨 満月斎のネット講座です。
今日のお題は複合星図について。
その一。
この図は黄道12星座名と、インド占星術のナクシャトラ、そして弘法大師請来の宿曜経に書かれている、二十八宿を重ね合わせて書いた「複合星図」で、私の知る限り、世界初公開のものです。
なぜなら、わたしが描いたから^^v
さてここに、描かれているのは、右下の春分点から、左の夏至点まで。
お誕生日でいうと、三月二十日頃から、七月五日頃までに生まれた方の、生まれた日の朝に太陽が昇る点が黄道の場所です。
この点線の上を太陽は一日一度ずつ、通っていきます。
実は太陽系の惑星、すなわち、月、水星、金星、火星、木星、土星も、この点線の上をとおるんですね(正確に言えば月の通り道は白道といって黄道より5度ずれてますが)
星占いといわれている、天体の星々を使った鑑定法は、成立した3000年ほど前には、この点線のどこかにある天体の位置に基づいて判断していました。つまり、天文学だったのです。
つづく。
#占星術 #宿曜経 #インド占星術 #ナクシャトラ #空海 #天文学 #黄道 #白道 #星図