「地球物語」という9分の瞑想動画を作ってみました。
ゆっくりできるところで読むか聞いてみてくださいね。

あっ! 眠くなるかもしれないので運転中は厳禁です^^;

では、どうぞ♪

 

 


目を閉じてゆっくり深呼吸してください。
大きく息を吸って、ゆっくりと吐き出します。
何回か繰り返してください。



では、宇宙を想像してみてください。

宇宙とはどんなところですか?

真っ暗で、星がいっぱい輝いていて、沢山の銀河があって、その中に我々がいる天の川銀河を想像してください。

その銀河の中に太陽系があるのを想像してください。

オレンジ色をした太陽が輝いていて、その近くに青い星があります。

その青い星は太陽が当たっている側で、太陽が当たっていない反対側は真っ暗です。

その真っ暗な中に日本列島が見えます。

よるなのに赤々と輝いている日本列島が見えます。

ドンドン近づいていくと、あなたが住んでいる街の夜景が見えてきました。

そこにあなたが住んでいる家が見えてきました。

その家にとても見慣れた、でも今までは鏡でしか見たことがない「私」がいます。

その「私」を名前で呼んでみてください。

私だったら「たかおみつる」くん。

あなたも自分の名前をその人に呼びかけてみてください。

名前を呼んだら、その人がどんな反応を示しましたか?

どんな洋服を着ていますか?

どんな表情をしていますか?

どのくらいの身長ですか?

普段あなたが「私」と思っている、この地球上の主人公です。

今までの人生で、その人以外の目線からこの「地球物語」を見たことはありません。

そのあなたが「私」だと思っている人はどんな人ですか?

特徴は?

ただ観察してください。

その人は今、何を考えていますか?

何を悩んでいますか?

何を抱えていますか?

何を我慢していますか?

誰に遠慮していますか?

そのひとつひとつをただ、見てみてください。

もう一人の自分から、その人をみてみましょう。

その人は今、何を考えていますか?

何を悩んでいますか?

何を抱えていますか?

何を我慢していますか?

誰に遠慮していますか?

そのひとつひとつを丁寧にただ、観察してみてください。


そうしたら、その人の肩を優しくたたいて

「ねえ、私に何か言いたいことはない?」

と、聞いてみてください。

普段、あなたがこの「地球物語」で主人公にすえているその人の肩をポンポンとたたいて

「ねえ、私に何か言いたいことはない? 

何か悩んでいることはない?

 何か抱えていることはない?

 何か我慢していることはない?

 誰かに遠慮していることはない?」

と、聞いてみてください。

「いまなら何でも聞いてあげられるよ」

と、言って聞いてみてあげてください。

その人は何を言うでしょう?

どんなことを話すでしょう?

「何でも言っていいよ」

と、言って、ただそれを聞いてあげてください。


その人の話をある程度聞き終わったら、このように言ってあげましょう。

「わかった! 大丈夫! 私を信じてね。他の人の言葉ではなく、私の言葉を信じてね。約束するよ、「私」はあなたのことを大切にするから」


これからも「私」から見る世界が、この「地球物語」の主人公です。

その「私」の眼から見た映像でしか、あなたはこの「地球物語」を観察できません。

その「私」の耳から聞こえる音でしか、あなたはこの「地球物語」を観察できません。

世界中で一番あなたをこの「地球物語」で楽しませてくれているのが「私」です。

いまあなたは、あなたとあなたの主人公である「私」から離れてみています。

これからも、たまにはあなたとあなたの主人公である「私」から離れてみてください。


そして、みてあげてください、

聞いてあげてください、

そして、許してあげてください、

あなたの味方だよって、言ってあげてください。

いままでいろいろなことをやってきたよね、
頑張ってきたよね、
楽しかったよね、
悲しいことも、
辛いことも全部、
良かったよね。

そのすべてを見せてくれて、ありがとう!

あなたの「地球物語」は明日からも続きます。


では「私」が住んでいる家を離れて、上空から見てみます。

バイバイ、またね!って言って、街の夜景が見えるくらいまで上がります。

もう少し離れて、地球全体が見えるくらいまで上がりましょう。


この星には70億人の人がいます。
70億人の主人公がいて、あなたは選び放題でした。
誰を選んでもよかったのです。

なんで「私」を選んだのでしょう?
有名人でもよかったのに、国王でもよかったのに、なんで「私」を選んだのでしょう?


あなたは知っていました。

あなたにとって「私」が一番この地球上で楽しい人生を過ごすことを知っていました。


今まで起こったひとつひとつが、この「地球物語」のアクセントです。

このひとつひとつがなかったら、この「地球物語」はなにも楽しくありませんでした。


毎日が「幸せ」だったら毎日は「幸せ」でしょうか? 


そんなことはあり得ません。

毎日が「幸せ」だったら、それが当たり前になってしまって「幸せ」を「幸せ」と認知できません。


ようこそ「地球物語」へ。

この星ではなにひとつ、あなたの思い通りにはなりません。

映画を見ながら、そこを右、そこを左、と思い通りになるのは単なるゲームです。

映画は次に何が起こるかわからないから楽しいのです。
ドキドキしながらワクワクするのです。

あなたの人生は、あなたが作る映画です。

主人公は「あなた」

監督も「あなた」

シナリオも「あなた」が書いています。


今日からまたあなたの「地球物語」という映画を撮り始めてください。

最後に、もう一度今住んでいる街の夜景をみて、近所の夜景をみて、家に近づいて、もう一度そこにいる今回の主人公に選んだ「私」に近づいて、あなたの右手と左手を動かして「私」を抱きしめてあげてください。


ギュッと抱きしめながら

「ありがとう私、私はこれからもこの人生という映画を撮り続けます。これからもこの「地球物語」を楽しませてくださいね。あなたでなければ、私は楽しむことはできないのですから。これからもよろしくお願いします」

と伝えてください。

そして自分の胸に手をあてて、心臓の鼓動を感じてください。
この心臓は、あなたが生れてからずっと動いています。
この心臓が動く限り、あなたの「地球物語」は続きます。


「大丈夫、大丈夫、すべてはうまくいっています。思うとおりにやっていいのです。ずっと一緒にいますから。これからも「地球物語」を楽しませてくださいね」


さあ、ゆっくり目を開けてみましょう。

ありがとうございました。