春は
出会いと別れの季節


昨年1月に入所試験を受けて
文学座の門を叩き

1年間研究所で学んだ
本科生のみなさん

ご卒業おめでとうございます

本日
夜間部の最後の公演を
拝観しました

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一生懸命な姿に
心打たれました

これからも
それぞれの道で輝いてくださいね


自分の卒業公演を思い出します

本科の時も、研修科の時も
いろんなことがありました


本科の卒公は
『老貴婦人の訪問』

1日目は
主人公(若松くん)の娘で
テニスウェアでキャピキャピしてました

当時
本物のフェリス女子大生だったので
あまり違和感なく
バブリーにキャピってました

2日目は裏の役で
双子のチビでデブのオジさんの役

仲良しの
やっぱり東京女子大の賢いキャピ女子と
だぼだぼの背広着て
膝を折って歩くのが大変だったけど

それよりも何よりも
舞台に出てセリフ言おうとしたら
口の中に大きな飴玉が入ってることに気づき

慌てて飲み込んだら
窒息しそうになったことが
忘れられません

このおっちょこちょいは
昔からなんですね
(笑)


研修科の卒公は
『かもめ』のニーナ

日本に置き替えてる作品で
「なぎさ」と言う役名でしたが

中身は
普通の『かもめ』でした
(笑)

懐かしいなぁ



あの日々から
ずっと「母なる文学座」で育まれた私

たくさんの人に助けられ
教えられ
たくさんの「通過点」がありました

この『メアリー・ステュアート』だって
ほんの「通過点」なのでしょうが

でもこれは
とても「大きな通過点」になるはず


それを応援して
見届けて下さるお客様には
少しでも楽しんで頂きたい


想像力と創造力をフル活動して
臨んで参ります


ただいま
当日パンフレットの製作中

ではまた〜


麗子