今日は熊本県を中心とする、断続的な地震に伴い、

緊急時の防災ラジオの役割も担うステーションとして、

地震関連、防災に関する情報を中心に3時間お送りしました。


メッセージをいただいていた中でご紹介できなかったものもありました、ご紹介できなかった方、申し訳ありませんでした。




今もなお続く地震で、不安な時間を過ごされている方も多いと思います。


どうぞ、声をかけ合って強い気持ちでいてください。
皆さまのご無事をお祈りしております。



今回の放送では、随時入ってくる地震と、地震による被災の情報、そして東海市、知多市の防災に関する情報をお送りしていましたが、


個人的に改めて『情報』の大切さ実感しました。



災害が起きた時に必要になるのは、

まず自分の身の安全を守ること、

そして周りの人の安全を守ること、そして救助。


自分の身、周りの人の安全を確保したら、次に『情報』を得ることは非常に大切になってくることだと思います。


さらなる自然災害が来るのか、安全な避難場所はどこか、家族・友人は無事か、どこで救援物資がもらえるのか、など


自分たちを救うために、『情報』を正確に、且つ瞬時に得なければいけない。


誰かが言っている情報を鵜呑みにして、振り回されてもいけない。


冷静に正確な情報を得る。


これは二次的なものではあるけど、一次的な行動よりも大切になってくる場面もあることだと思います。


冷静に情報を自分の目と耳で精査して、それに基づいた行動ができるのが理想的だと思います。



でも、緊急時にはそんなに冷静に、どっしり構えているのはなかなかできない。


これは、日頃の、どんな方法で情報を得るのか、家族とどうやって安否の情報を取るのか、普段からシミュレーションしておかなければいけません。


我々も緊急時の防災ステーションのパーソナリティとして、どんな状況下でも正確でスピーディーに情報を届けられるようにシミュレーションしていかなければと、改めて身が引き締まる想いをしました。



そして、今日特に感じたのが、人とのつながりの大切さ。

やっぱりどこまでいっても人が人を守って、人と人で助け合う、このつながりは絶対的に緊急時に必要になってくると思います。



その時に備えて、改めて周りの人、ご近所さんとのつながりを、そして地域のつながりをしっかりしないといけないと感じます。


隣近所は関係ない、なんて話を聞くこともある世の中ですが、緊急時、最も力をくれるのは周りの人だと思います。


地域のつながりを見直していきましょう。



そして、最後に、備え。


備えあれば憂いなしではないですが、


備蓄の備え、災害時におけるシュミレーションなどの備え、


これらをやっておいて雲泥の差をつけるのはその時が来た時だと思います。


家族のため、周りの人、そして自分のために『備え』を改めてしっかりしなければと強く思いました。




まだ熊本県を中心とした余震が続いていますが、これから被害が大きくならずに、1日でも早く平穏な日々が戻りますよう心からお祈りしております。




原田将生