久しぶりのブログ更新です。
最近は仕事と日常に追われて、多忙な日々です。

今日は真輝が一学期の終業式でした。
これから長い夏休みへと突入です。

4月に支援学校へ入学してから3ヶ月余り。
何とか無事に一学期を過ごせたとホッとしています。

入学当初は大きく環境が変わりました。
3月までの幼稚園は、ほぼ全員が定型発達の子どもたちと過ごした環境でしたが、4月からは小学生となり、全員が障害児という支援学校への環境となりました。
支援学校は小学校から高校まで。同じ校内に6歳から18歳までが一緒に生活する環境で、今までのお友達も一人も居なくなりました。

親ですらその環境変化には戸惑う事も多々あります。
ましてや6歳の我が子はその環境変化を自分で受け入れたわけではなく、私が選択した就学先だったので、息子の気持ちを考えると大きなストレスにもなったと感じます。

案の定、入学してから3日目には口内ヘルペス炎となり高熱が出ました。
私もこの入学してからの3日間は後悔と反省が続き、自分の決意した気持ちが揺れ動いていました。

小さな体に大きな環境変化
http://ameblo.jp/masaking129/entry-11221767141.html

それから10日間も学校を休むことなりました。

その言葉にならない真輝からの心の訴えが、病気という形で体から現れた時は、私も自分の就学決定の方法にとても悩みました。
妻も「やっと小学校に行って、自分の新しい生活ペースができる」と思いきや、結局は息子の看病と通院でバタバタ状態でした。

ただ真輝の心の中で、このストレスが病と共に流されていったのでしょうか?真輝が大きく成長し始めました。

幸せとは「人にほめられる」「人の役に立つ」「人に必要とされる」こと 2012年04月23日
http://ameblo.jp/masaking129/entry-11231758425.html

リーダーシップ 2012年04月26日
http://ameblo.jp/masaking129/entry-11233834845.html

真輝は、同級生をサポートするようになってきました。
そして自分の中で他人をリードするという気持ちが芽生え始めました。
これは私が、支援学校という就学先を決定するに至った、一番希望していた真輝の行動だったのです。

それからは、一学期の間は殆ど学校を休まずに通いました。
そして給食も殆ど毎日完食しています。

「よく遊び」「よく食べて」「よく寝る」
この規則正しい生活リズムが完成し、真輝のなかに向上心も出てきました。
ひらがなも一生懸命覚えています。絵も丁寧に描くようになりました。
足し算も自分から遊びで学んでいます。
小学校の先生からも「国語・算数の時間を増やしていきたい」という提案も出てきました。

この3ヶ月での真輝の成長は親もビックリさせるほどでした。
これは支援学校の丁寧な療育と、真輝の障害特性を見抜いて、キチンとした特別支援教育をして頂いている結果でもあります。

先生から聞いたところ、お友達も真輝に感化されて、他人(友達)というものを意識し始めた子も居ると伺いました。
心配の種である真輝が安定すると、私も妻も安定していきます。
妻も自分のペースを作ることも出来るようになりました。

入学した頃、一時はどうなることやらと思いましたが、何とか無事に一学期の就業を迎えることが出来ました。今では定期的にデイサービスにも通っており、そちらでもお友達と遊んだり、時には喧嘩したり切磋琢磨しているようです。

まだ一学期が終わったばかりで、これからも小学校での生活は続きますが、大きな環境変化は一時的に乗り切った感じでホッと一息しています。