8月8日は、参議院議員会館にて、山本ひろし参議院議員 と懇談させて頂きました。

以前懇談させて頂いたのは2月24日。
そちらの内容は、下記のブログで紹介しています。

山本ひろし参議院議員と懇談
http://ameblo.jp/masaking129/entry-11173514038.html

前回は、フューチャージニアスの本田 さんとの三者懇談でした。
最後に「また必ず時間を設けて懇談していきましょう!」と山本議員からご提案頂き、お約束通り再会させて頂きました。

懇談はとても長時間で、1時間40分もの時間を設けて頂きました。
いま国会は税と社会保障の一体改革の法案について荒れに荒れています。
この日もいつ本会議が招集されるか?いつ問責決議案が提出されるか?などかなり緊迫した状態でした。
でも多忙な中、長い時間を取って頂き、懇談を大切に考えて頂き、歓迎して頂けました。
なお今回は、レデックス株式会社 の社長であり、レデックス認知研究所所長でもある五藤博義さんと一緒に同席して頂けました。

五藤さんは、前回のブログでも紹介させて頂いたとおり 、こども脳機能バランサープラスの開発者の方です。
今回、五藤さんと、山本参議院議員は初対面となりますが、山本参議院議員は「以前から五藤さんのTwitterや発言にはとても興味があり、障害関係ニュースについていつも参考にさせて頂いていた。いつか機会があったらお会いして懇談したいと思っていました」と言われておりました。

五藤さんは懇談の中で「発達障害児の成長過程で療育なども含めて、父親の療育支援はとても重要なんです。これは発達障害に関する有名な専門家の方々もみんな同様に言われています」と言われていました。
そんな2人の障害者を子どもに抱える父親と、父親の療育参加への率先を勤める専門家での3名の懇談となりました。

まずは私から、山本議員が2008年から4年がかりで推してきた「障害者優先調達推進法(前身はハート購入法)」の制定について「障害児のオヤジとして、障害者の就労を強く後押しする工賃倍増に繋がる法案の制定にご尽力頂き誠にありがうございました」と御礼を述べました。
すると山本参議院議員は「障害者優先調達推進法については確かに一歩前進ではあるが、これは官公庁が本来推し進める障害者の授産施設への役務提供としては当たり前のことである。でもここで終わったら、このままでは官公庁だけの推進だけでになってしまう。本来はこれがもっと民間企業まで広まり、将来的には障害者雇用への全体的な押し上げにならなければいけない」と言われていました。
そして「これがキッカケとして、また新しいカタチの就労体制が確立される事を奨めていきたい」と言われていました。
山本参議院議員の中では、ここで議員立法として制定しただけでは、まだ満足されていないようで「もっともっと障害者の雇用促進に努めたい」と言われていました。

事実、私たちと懇談する前には、障害者雇用の在り方の三研究会報告書について、厚労省からヒアリングを受けました。

詳しくは下記のアドレスをご覧下さい。
http://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/fukushi/cat213/2012/08/08_3449.html

この様に、山本参議院議員は、もう次の障害者就労の在り方について検討をされています。
具体的なことについてはまだ割愛しますが、新しい就労支援の議員プロジェクチームを立ち上げております。

さて、今回の懇談は五藤さんと山本参議院議員の懇談がメインです。
私から、こども脳機能バランサープラス のソフトを伝えました。
内容については以前のレビューをご参考ください。
そして五藤さんより補足事項として、現在様々な支援学校や支援学級、そして障害者施設で活用され、その成長についても資料を基に説明をされていました。
その説明について山本参議院議員も熱心に聞いていました。

そして私が伝えたことは「障害児のオヤジは母親に比べてどうしても支援や療育というものに対して絶対的に人数が少ない。これは『子育て=母親』という一般的な考え方から統計的にみても仕方ないことであるが、私は障害児の療育(子育て)ほど本当は父親の参加が必要不可欠であると思っている」と伝えました。
そして「父親(男)は、発達障害に関する理屈や初歩的な事を学べば、その理屈が分かると子どもの成長を楽しむ事ができる。だから私は科学的見地・医学的見地から「発達障害とは?」という初歩の初歩を父親だけで、一緒に学べるようなセミナーをやりたい」と伝えました。
そして「オヤジが主役で、オヤジだけでセミナーを企画し、オヤジが中心になって運営して、同じオヤジだけを呼んで一緒に勉強して、オヤジたちで語りあうという企画をしていく」と伝えました。
この新しい取り組みのセミナーには、山本議員も五藤さんも賛同して頂きました。

それ以外にも発達障害の早期発見、早期療育の方法、成人発達障害の方々への支援、就労支援など含め、広範囲で発達障害児・者支援について長時間語り合いました。
本来はもっともっと書きたい事も多々ありますが、ブログが超長文になってしまいますので、山本参議院議員と五藤さんとの懇談については以上とします。

なお、この懇談の途中、参議院議員の山本かなえ議員 も同席しました。
山本かなえ参議院議員は、3月に私が大阪へ訪問した際に、大阪市会議員と、障害児を抱えるオヤジとの懇談 の機会をセッティングしてくれました。
その御礼も予てご挨拶にお伺いしようと思っていたところ、わざわざ山本かなえ参議院議員より山本ひろし議員事務所の方にお越し頂けました。
「ダブル山本」となった今回の懇談(笑)

山本かなえ参議院議員との懇談については次回のブログで書きます。