さて、今回のブログも息子の話題です。
昨日は支援学校で、保護者と教員の個別懇談がありました。
学期制もその地域や学校により異なりますが、我が子の通う支援学校は、前期・後期制です。
9月で前期が終わり10月から後期のスタートとなります。

そこで5月に続き、今回は2回目の先生と保護者の個別懇談でした。
内容は、前期の療育の状態、そして成果と、後期での取り組みについて打合せしました。

まずは前期の取り組みとその成果について。
個別の教科ごとに先生から詳細に書かれた個別支援計画表を見ながら、真輝の特性について話し合いました。

4月は環境変化により体調を大きく崩し、ストレスからヘルペスを発症し高熱になり、10日ほど学校を休みました。
しかしGW後からは真輝の中で何かが弾けたように気持ちが切り替わり、学校が楽しくなって病院の通院以外は殆ど休むこと無く元気に前期を過ごすことが出来ました。

細かい問題を挙げたらキリがないほど問題はあります。
ただ私は、大枠で考え先生へ伝えました。
それは「真輝はこの半年間で確実に成長しています。『喧嘩をした』『言うことを聞かない』確かに細かいことを上げたらキリがありませんが、それも含めて確実に成長していることを実感しています」と伝えました。

そしてまた伝えたこと。
夫婦でよく会話をする時に『本当に支援学校を選んで良かったね』と言っています。支援学校を決定するまでは色々と悩みもありました。でもこの半年間で真輝の行動や成長を判断した時に『本当に支援学校を選んで良かったね』と2人で言ってます」とも伝えました。

そして後期の目標について。
先生から提案があったことは「真輝君にもっと達成感と必要性を得られるように、責任を持たせていき、リーダーシップをつけていきたい」と言われました。
これについては私も全く同感です。

真輝は自分が中心の時は、自己中心で行動する。
しかし、自分に関係の無いときは全く興味を示さず、別の行動をし始める。
これでは団体行動が伴いません。

そこで団体の中でリーダーシップをとり、責任を持ち、みんなの行動についての手助けができるように、またみんなの行動を意識できるようにしていかなければならないと思っています。
これが1年生後期の課題です。

他には運動能力の悪さが目立ちます。
ここについても、音楽とリズムを併せながらジャンプしたり、跳び箱を使っての運動訓練をするということで確認しました。

真輝の通う支援学校は、その児童の特性に併せ、カリキュラムを個別に組んでキチンと支援してくれます。
そして良い部分は大きく伸ばしてくれて、苦手な部分については克服する課題をその子どもなりに提案してくれます。

これは当然、我が子だけではありません。
我が子と同じクラスの子どもたちも、入学式から見るとかなり成長していることが分かります。
人を全く意識しなかった子が、人を意識して行動するようになっている。
そんな「丁寧な子育て」が療育の中でキチンと行われている事を実感しました。