しばらく更新が途絶えていました(汗)
最後の更新は昨年9月でしたね。この半年間は何もしていなかったのではなく、色々なことがありすぎて、ブログをユックリと書く時間を持てませんでした。
障害者への支援や自分の活動については、おやじりんくの活動報告で更新していますのでそっちを見てください。


http://www.oyajilink.net/report/index.php


さて、真輝にとって今月から大きな環境変化がでます。
昨年度(先月)までは、真輝は地元の特別支援学校に通学していました。
そして今月4月から、この小学校4年生になるタイミングで、普通の小学校へ転学します。
真輝が本来通うべく学区内にある小学校。この学校にある特別支援学級へ在籍させます。
通常級から支援学級。支援学級から支援学校への転学はたくさん例があると思います。
でも、支援学校から通常の学校への転学はとても少ないと思います。
ただここ数年、個別支援教育への体制が充実してきたこと。また発達障害への特性や認知が深まったことにより、さいたま市では、支援学校から支援級へ転学する児童も割と多くなってきました。
特にさいたま市は特別支援学級の配置率が、他の政令市に比べで格段に低かったこと(今でも配置率は3割程度)で、さいたま市は今、通常の学校に支援級がどんどん配置されています。
3年前、息子が幼稚園から小学校へ就学する際、学区内にある小学校にはまだ支援級は配置されていませんでした。
このことについて、就学の在り方を考えた事はこのブログでも書いています。
そこで「学区内の小学校へ行けないのであれば、個別支援を優先させたい」と考えて、小学校の入学時は支援学校を選択しました。

しかし、この3年で学区内にある支援級が配置されたこと。そしてその支援級を2年間見てきて、そして交流及び共同学習制度を活用して体験した結果、来年度から支援級への転学を決意しました。
小学校へ入るとき、真輝の「学校生活」ということを自分なりに設計しました。
小学校6年間、中学校3年間、高等学校3年間の計12年。
この12年を4つのフェーズに分けて3年ごとに環境を変えていく事を考えました。
そこで始めの小学校1年から3年まで野の3年間は、学業より個別支援と本人の率先力を身につけることを考えて、支援学校を選択。そしてこの第一フェーズは計画的に進み、真輝は協調性や拘りへの対処、他人への思いやりの心はとても伸びたと思います。
これも支援学校でキチンと個別に支援してくれたお陰だと思っています。

そして先月で第一フェーズが終わり、今月から第二フェーズが始まります。
この間は真輝が「社会」を経験することと、障害への自己認知、そして社会との摩擦による折り合いの心を身につける時期だと考えています。
自分の思っていること、やりたいことはすべて思い通りにならないということ。そして少人数の個別支援から大人数の集団生活を学ぶ時だと思っています。
今まで構造化されて安全を確保されていた場所から、いよいよ社会の荒波を経験する時期が来たと思っています。

多分、本人は始めは相当苦労すると思います。また色々な事で気持ちの不安定も出てくるでしょう。
それを支える家族としても今までとは違った、支援やサポートが必要になってくると思います。
まだ経験したことの無い様々な環境の中で、真輝がどれだけ頑張れるか?親がどこまでサポートできるか?など不安もたくさんありますが、この時期だからこそ、まだ親が支えてあげられる時期であり、親が護ってあげられる時期に、そのような経験を積ませて、社会共生への訓練をさせていきたいと思っています。