久しぶりのブログです。
先週はこのブログがAERAでも紹介された事により、アクセス数が急増しました。
紹介された内容は下記のアドレスで見れます。

http://dot.asahi.com/aera/2016060600192.html

ただ最近はめっきりブログ更新が途絶えていました。

久しぶりの更新で何を書こうかな?と考えた時、いま発達障害の傾向がみえる、お子様の成長で悩まれている親の方が、少しでも安心できるような内容にしたいと思いましたので、成長へのつまづきというタイトルで2つほど書きたいと思います。

私の息子、真輝が2歳10ヶ月で診断を受けて、今では10歳になっていますが、この間で息子の事で悩んだ事は数知れず・・・辛い思いをしたり悲しんだり、不安になったことも数知れず・・・。
それは今でもずっとずっと続いています。

ただその中で、真輝のことで悩んだ時期が2つほど大きな波がありました。
その1つは4歳の時。
その時期は真輝はとても言葉の発達が遅く、オウム返しをして会話というコミュニケーションが弱い時があり「このまま会話や言葉の発達が無いままでは?」ととても不安になった時があります。
その時に、その悩みを救ってくれたのが、当時通っていた市の療育センターの担当医の言葉でした。
「真輝君って、オウム返しも多いし、会話もなかなか成り立たないけど、でもこの子は言葉の伸びしろは持ってますよ。多分、頭の中にたくさん言葉をため込んでいますね。ある時期に爆発したように喋り始めると思います。逆に小学校高学年くらいになったら、言葉でトラブルを起こすタイプになりそうですね」と言われました。
それから6年間経って、今では小学校5年生。
この担当医が言ったとおり、真輝は爆発的に会話ができるようになっていて、逆に言葉が問題でトラブル(小さなものですが)を起こすくらいに喋るようになりました。

親ってその時期の子どもの発達を「点」として見てしまう傾向があり、とても不安になってしまう事もあります。
しかしそういう時こそ、客観的に冷静に、そして他の子どもの成長をたくさん見てきている専門医の言葉はとても参考になります。
今思えば、あの担当の医師って凄い観察力があったんだなって感じます。
今では他の病院に行ってしまって連絡は取ることが出来ませんが、また機会があったら今の真輝を伝えて、先生と語り合いたいなぁって思います。
もうひとつの体験はまた後日書きますね。