知的障害者は、生きている価値があるのですか?

http://teamaoi2003.com/post/3133

 

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私は『障害のある人の生きている価値』について、生産性と考えた時、糸賀一雄氏の言葉が一番心に響いた。
生産性とはどうしても物(有形資産物)を作り出す価値と捉えてしまうが、人を笑顔にして、心を温かくする無形資産でも生み出す生産価値があると思う。



糸賀一雄氏
《この子らはどんな重い障害をもっていても、だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしているものなのである。人間とうまれて、その人なりの人間となっていくのである。その自己実現こそが創造であり、生産である。私たちのねがいは、重症な障害をもったこの子たちも、立派な生産者であるということを、認めあえる社会をつくろうということである。『この子らに世の光を』あててやろうというあわれみの政策を求めているのではなく、この子らが自ら輝く素材そのものであるから、いよいよみがきをかけて輝かそうというのである。『この子らを世の光に』である。この子らが、うまれながらにしてもっている人格発達の権利を徹底的に保障せねばならぬということなのである》