※画像は原田翔太さんのInstagramより
10月7日の18時からの5時間は今年に入って最も濃い5時間だったかもしれない。
まずはclubhouseで原田翔太さんが登壇するルームで話をする機会があった。
この部屋のメインモデレーターは服部真和さん。服部さんの生き方を変えたのが原田さんが6月に出版した『絶対領域』(青志社)だったのだと。
『絶対領域』には有資格者に刺激を与える「資格=コモディティ」という記述がある。
行政書士として複数の著書がある服部さんでさえ、唯一無二の存在、すなわち絶対領域を築かないと埋もれてしまう。
「行政書士として本を出している自分は本当にやりたいことをしているのだろうか?」
そのような問題意識から岡崎かつひろさん主催の出版オーディションにエントリーしたようだ。
ビジネス書の著者としてのブランディングの一環として新たにYouTubeチャンネルを開設。
そしてそのチャンネルの、
「出版を実現する5つの方法」という動画を僕が目にしたことで、服部さんとzoomで話をすることになったのだ。
そこから7日までわずか1週間。流れがいい時はこんな感じでトントン拍子に物事は進んでゆくものだ。
そもそも『絶対領域』が出るきっかけは2月24日に僕がメインモデレーターをしたclubhouseのルームだった。
※2月のルームのスケジュール表
ポンコツな司会をし、原田さんをドン引きさせ、その失地回復のために、最後の最後に、「原田さん、この本、復刊しませんか?」ととっさに言い放った。
原田さんは思わず「いいよ」と答えた。
既に絶版になっている本だし、そもそも当時、自分がやっていた出版社(イデアパブリッシング制作、発売元徳間書店)から出した本だ。復刊することにはなんの問題はない。ただ8年も前の本を今、世に問う価値があるのか?という気持ちはあった。そして、何より社交辞令と思ったと振り返った。
一方の僕は全然、本気だった。そもそも僕は社交辞令を言ったことなどない。
すぐに青志社の阿蘇品社長に連絡を取り出版社からは復刊の許可が出た。そうなのだ、原田さんにオファーした時点では出版のアテなどなかったのである。
それは昨日書いた南原竜樹さんにインタビューした時と同じ状況とも言える。
結果として約3か月後には『絶対領域』が出版されたのは最初に書いた通りだ。
この日は、この後も、凄い展開になったのだが、それは、また、次回に書くことにする。
つづく