朝から起きて車を走らせました。

今日は暑い日でしたな。




コウノトリが降り立つ地で休憩。
トイレから出てきて
サービスエリアに流れてる
音楽に・・・あれ?

これは確実に・・・

心躍る(笑)

このタイミングですか!




思わず動画で証拠を押さえました(笑)

もうねぇ
まだ着いてないのに演出つけてきますか!

そんな感じ。

その昔応援団員として全国を駆け巡った
舞台「産隆大学応援団」を
観劇された方なら忘れられない
感動のシーンで使われた
大塚愛さんの「さくらんぼ」

これ何が感動したかとか
文字で説明しても伝わらないけど
観た人には心にずっと残るシーン。

僕このインストのさくらんぼ聴きながら
脇知弘が一生懸命チア部と踊るシーンが
蘇ってきて
ちょっとウルウルしましたもん(笑)

「絶対に成功させるんだ!」の
想いが全員本気の熱さなら
このシーンは感動するよ。
けどそこに少しでも嘘があったら
観てる人は何一つ感動しない!

そんな事言うてはったな。




済んだ空。



今井さんの地元の御友人で
僕たちも度々御世話になってる
植田さんと合流しお墓参りに。

途中で立ち寄りお花を買ったんですが
そのショッピングモールの
すぐ裏手に
舞台「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで」を
上演した劇場がありました。

たった2年前です。

元気に主演を演じられてました。

地元での公演ということで
ほんまに喜んでおられました。

花屋で

「お供えの花なんですが本人が赤い色が好きなもんで
赤い花を入れて欲しいんですよ」

「お供えに赤い花ですか?」と店員さん。

今赤い花はバラしかないですがと
躊躇う店員さんに

「いえね、本人は辛気臭いの嫌いで赤色好きなんで
もうなんかパーッと華やかなんしてください」

でもってな顔したときに
地元やしええかと
実はあの人のお墓参りで来たんですと
告げると店員さんの顔がスカッと良い表情に変わり

「じゃぁ豪華なのにしないと!」と
えらいテンションで気合い入れてくれましてね(笑)
しかも店員さんから
「2年前にすぐ近くで舞台やってましたよね!」と。

なんか嬉しかったなぁ。
やっぱ地元のスターなんやなと。

豪華な花をあつらえて頂き
しかも東京では考えられない
リーズナブルなお値段。

山下花店」さん

素敵な献花をありがとうございました。




以前ブログで書いたので知ってる人いるかも知れませんが
去年の舞台前の稽古中

「勝!稽古場で泣いたら罰金な!」

「泣きたいのは俺の方やぞ(苦笑)」

こんな事言われましてね(苦笑)

けど色んなタイミングで
抑えてても
出てくるもんは仕方ないでしょ?
そやから
泣いてもうた分だけ
罰金払う代わりに
花飾ったろうと思ってましてね。




対で見ると華やかで
我らが兄貴らしいんやないかと。




暑かったです。
そして熱かった。

どれぐらい手を合わせて
ブツブツ話してたやろか。

気が付けば全身滝のように汗が流れてたな。

その後一度ご遠慮させてもらいましたが
植田さんに諭され
ご実家にもご挨拶に。

元気つける側ですから
泣くまいとグッと肝に銘じて
ご挨拶に。

「遠いのによぅきんさったなぁ なーぁ」

但馬弁がスッと心に入ってきて
グッと唇かんで拳を思いっきり握ったが
涙が溢れてきた。
汗を拭うふりして
「暑かったもんでお母さんすみません」
っていう声が震えてもうた。

あの人は地元の但馬弁を僕らの前で披露するときは
必ずお母様の喋り方をモノマネするもんで
ほんまそのまま
呑んでた時に但馬弁を話すフレーズが
お母様本人からストレートにきたもんやから
もう何がなんだか(苦笑)

お父様の声色はそのまんま息子として受け継いでて
もうダブルパンチである。

今日は送り盆。

お母様がだんごを作ってはりまして
お団子をいただきながら
色んな話をしました。




美味しかったなぁ。
お母様の手作り団子。

お父様とお母様とお話させてもらうのも
手つなの地元公演以来ですもんね。

今日は上から下まで赤色で
僕なりのリスペクト。

帰る前にお父様とお母様と写真撮りまして
間に入らせてもうた時
自然に3人で手をつないでね。

笑顔で撮りましたよ。

アニキは生前
ご自分の御両親をメディアに晒すのを
非常に嫌がってましたので
スリーショット写真は
ここでは載せませんし
お母様が僕に言ってくれた言葉も
詳しくは書きませんけど

ほんまにねぇ
その言葉聞いたとき嬉しかったですし
3人で涙が止まらんようになりました。

「まさ」ってのが偶然同じなのも
お父様とお母様はえらい喜んでくれはりました。

これも演出であるなら
御両親が
喜んでくれたんですから
ほんま良かったですね。

その代わり僕自身はもう胸が
いっぱいになりすぎて
気持ちのコントロールが出来なくなり
めちゃくちゃになってまいましたよ。

植田さんにご飯でもいこうかと
せっかく誘って頂いたのですが
もうどうにもこうにも
胸が張り裂けそうで。
いつまでも手を振ってくださる
お母様の姿を
バックミラーで見ながら
車を走らせました。

いつでも会いにおいでと言って下さり
本当に嬉しかった。




ジャガーにもひさびさに会えましたしね。

2014年の手をつないでかえろうよの
舞台のブログ見てもうたら
分かると思うのですが
メンバーで但馬~出石~天橋立~と
車で旅行したんですよ。

だからその時のルートも今日通って
なんなら宿に一泊泊まって
お参り巡りもしようとおもってたんですね。

コンビニに立ち寄りお茶を飲み
少しして心が落ち着いてきてから
さぁ出発しようと走らせた辺りから
ポツポツと。

ポツポツが次第にザーザーと。

ものの10分前はカンカン照りやったのに(苦笑)

そう言えばこんなシチュエーションは
一緒にツアーやらせてもらってる時に
たびたびありました。

特に広島公演の時は毎回百発百中でした。

予報で降水確率0%でも
降るのです!
その時だけ降るのです!

産隆の時は福岡から広島への移動でしたが
広島駅に到着するちょっと前から
急に黒い雲が現れ雷雨。
駅についてタクシーに乗ったら
運転手さんが
今日予報で降らないって言ってたから
洗車したばかりなのにと嘆いてる場面や
ウインズで別日の入りの時に
小屋入り前に市内を走ってまして
急に雲行き怪しくなって
ポツリと降りだしたから
試しに付き人に電話してみたら

「いま広島入りされました!なんで分かったんですか?」

「急に降りだしたから」

「あぁなるほど」

みたいなのが普通にありましたしな。

詳しくは過去のブログで見てくださいね。

水を司る龍神さまが喜んでの雨だと言ってはりました。

まぁ今回も喜んでくれてるんやろと思ってたんですよ。
それでこの雨やと。




次第に強くなり・・・
そのうち大雨どころか
携帯アプリの警報のバイブが
止まらなくなり

ポツポツはザーザーから
天橋立に近ずく頃には

「猛烈な雨」となり

景色を見ながらのんびり旅気分ではなくなり
既に天橋立なんか拝める訳もなく
神社のお参りなんかとんでもなく
全然止む気配もなく(苦笑)

宿を取ろうにも当日に適当な宿が
空いてるわけもなく
そこは流石観光地と言いたいところですが
溝にハマって助けを呼んでる車を
二台見たところで

「お前何浸ろうとしとんねん!
そんな暇あったら芝居に打ち込まんかい
アホンダラー!!」

って言うてるんやないかと思い
センチメンタルでスィートメモリーに
浸るプランから
急いで大阪に帰るプランへと
急遽変更!(笑)

大阪に着いた頃には
走行距離400キロを超えたところでした。




どんだけ関西圏内を走っとんねん(笑)


そんなこんなの
2016年8月16日の女子大生の日でした。


押忍!



松本勝