ベーシックコース、ヘアスタイル14 ファイブポイント!! | Lens(レンズ)オーナー 伊藤正俊のカットセミナー カット講習 カットスクール

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Lens (レンズ)代表 伊藤正俊
東京を拠点に全国、海外でカット講習会をしています。
元PEEK-A-BOO本店店長の経験を元になぜこう切るのか
全ての疑問にお答えする究極の理論&技術解説がご好評頂いております。
ヘアカットにお悩みの全ての方のお役に立てれば幸いです。

はじめに、

このブログは僕がpeek-a-boo時代から今まで25年以上、

全国、海外でのカットセミナーをさせて頂いた中で

どうしたらもっと良く理解して頂けるか?

どうすれば上達する手助けになるのか?を考え、

ある答えが自分の中で見えてきたので

ヘアカットを愛するすべての皆様のご参考になればと思い書いています。

是非参考にしてみて下さい!!















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いつもブログをお読み頂き感謝しています!!








今回もLensで行われているカットセミナーの


ヘアスタイルをお伝えして行きます。







今回のヘアスタイルは僕の中での

究極のジオメトリックカットである

ファイブポイントになります!!







ヴィダル・サスーンが1964年に発表したスタイルです!!

僕の生まれる1年前です!!




凄く悔しい、、、


自分が生まれる前に

すでにこんなかっこいいスタイルがあるなんて!!










で、


そのファイブポイントの解説です!!






このスタイルは前上がりと前下りで構成されるスタイルになります。

まず、前髪のセクションをセンターパートの

ハの字のセクションで分け取りワンレングスにカットします。

しっかりワンレングスになるように手の平が床と平行になるように

さらにハサミの角度も床と平行になるよう意識してカットして下さい。




次にサイドの髪を前方にシェープしてワンレングスにカットします。

この時のカットの仕方はイサドラと同じになります。

ラインが出来たら側面の髪をカットします。

そして表面の髪をチェックカットして

ラインにシャープさを出して行きます。








次にイヤートゥイヤーのセクションで分け取り

今度は前下りのラインでワンレングスにカットします。

このラインも側面、表面のチェックカットをしっかり行い

ラインをシャープにします!!




次は前上がりにカットした時のグラデーションの幅と

同じグラデーションの幅になるように

イヤートゥイヤー側からグラデーションを入れます。







さらに、前からカットしたグラデーションと

後ろからカットしたグラデーションのコーナーを

エベレーションのグラデーションカットで取って行きます。






ラインがグラデーションで締まりさらにチェックカットで

シャープになっている事を確認したらバックのカットに入ります。









バックのセクションもサイドをカットした時と同じように

いったんイサドラと同じように床と垂直にカットします。



次に縦から徐々に耳上と盆の窪を結ぶラインまで

スライス線を変えてグラデーションカットします。






次はセンターパートに分け取り

盆の窪、エラ、あご先を結ぶラインでスライス線を取り

前下りにカットします。








ここまで終わったらバックの前上がりのグラデーションの幅に合わせた

グラデーションをセンターパートの位置からグラデーションカットします。









最後にバックサイドの前上がりと

バックセンターの前下りのコーナーを

エベレーションで取って終了です!!








このスタイルをカットすると

グラデーションが髪を締めてくれる力を

感じさせてくれると思います。

しっかりカットした時の

グラデーションのパワーを是非感じて下さい!!













切り方も大事なのですが

このスタイルはラインのバランスが特に大事になります。

少しのラインの変化や長さ設定で

全体の雰囲気がぜんぜん変わります。





そこがこのスタイルの難しい所になります!!










求めるラインを作るには

しっかりとしたシェープ、

そのシェープを支えるフォーム、

そのフォームを支える立ち位置、目線

最後にハサミを入れて切るためには

ハサミの稼動域が広くないと切れません。










このスタイルを習得するには

そういった切る前の準備体操がしっかり出来ていないといけません。










カットの練習に入る前に

シャンプーの時の手首の動かし方や

パーマを巻き収める時のシェープの仕方、立ち位置、姿勢

カラーの時のはけの使い方、

ブロードライの時の体重移動。







全ての事がカットする時に必要になります。









カットが上手になるためには

まず、カット以外の仕事に向上心を持ち

一生懸命に体と頭を使い

ひとつづつ自分の体に染み込ませて行く事が

最も早く上達するこつだと思います。










今、パーマやカラーをしているアシスタントの方は

早くブロードライやカットがしたいと思うあまり

今自分の出来る仕事をおざなりにしてしまいがちです。






今日、今現在出来るまたはしている目の前の仕事を

もっと上手になりたいと思う事の方が

遥かに自分自身を進歩させてくれると思います。










そうして日々努力して行く事で

知らず知らずカットの時のシェープや姿勢、立ち位置を

習得しているのだと思います。











自分もそうだったなぁ!





そんな事を考えて

カットしました。








ファイブポイント!!







今回も画像入れときます!!







































































































































































































僕の原点です!!
















一緒に学んで行きましょう!!
















カット講習、カットセミナーにご興味のある方は

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皆様の御参加、心よりお待ちして居ります。

よろしくお願い致します。



Lens伊藤正俊