リンパ腫その後 輝く日々を | ブリアンな日々

ブリアンな日々

悪性リンパ腫と診断されたブリアンの闘病の記録

抗がん剤治療の中止を決めました。
今日は三回目の点滴の日だったのですが、前回のブログに書いたような我々の思いを先生に訴えたんです。
抗がん剤アドリアマイシンの投与量を減らすことで、副作用を軽減することはできないか。または期間を開けるか一旦投与を中止するのはどうか。
我々としては副作用で苦しむ姿を見ているのが辛く、また副作用で体力を落としたブリアンが、他の病気で命を縮めることは無いかと心配でならないのです。
先生は良く話しを聞いて下さり、ひとつひとつ答えてくれました。
投与量を減らすことは、症例がなく、効果のほどもわからない、また期間を開けることも同様のようです。
副作用による他の病気、障害のリスクはあり得るとのこと。
見守る家族の思いが大切だし、生活に支障をきたすようであれば、それは良くないと。
結論としてはアドリアマイシンは2回で中止とし、再発となった場合は別の抗がん剤を使うこととなるのですが、それはその時点で考えること。
再発は今回「寛解」の状態まで持って行っていない(4回の治療で「寛解」となる保証もないのですが)ことから、期間が早くやって来ることもありえるし、そうでもないとも言える。
やはり全ては手探りで、我々の大切にしたいもの、ブリアンとの残された限られた時間を輝くものにしたい、それが正解のようです。
今日は点滴を受けず帰りました。この先もないのです。
ガンに有効かと思われるサプリをいただき、1ヶ月後の経過観察をすることとなりました。
良い先生と巡り会えたと思います。良く良く話しを聞いていただけること、隠さず、分かり易く、しかし厳しくもある説明をしていただけるからです。
迷いがないと言えばうそになりますが、もう前を向いて残された日々をブリアンと輝くものにして行こうと思います。
帰宅して夕方、せがまれるまま散歩に出ました。朝も元気でしたが、今日のこの梅雨の晴れ間に、耳を立て、尾をピンと張って元気に歩きます。
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そんな姿をみて一句

梅雨晴れ間    駆け出す犬の    愛し哀し

もう一句

夏の犬    あげたる脚の   高かりき


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