私たちがこの手話講座を始めることになったきっかけ
息子の通う保育園の関係者の方が手話を勉強されていて、その方のお知り合いに奥さんと息子さんが難聴という方がいて(Iさん)、私の息子のことをIさんに話してくれていたみたいなんです。
(息子の通う保育園には、耳の不自由な子は息子しかいません。)
そして、そのIさんが、「不安やわからないこともあるだろうからもしよければいつでもお話聞きますよ~」って言ってくださったみたいで・・
機会を作っていただいて、Iさん夫妻に会わせていただきました。
その方、Iさんが、今回の講座に講師として関わっていたので、私たちも参加することにしたんです。
Iさんの奥さんは、物心ついたころには聞こえていなかったようです。でも、お話はすごく上手なんです。発音がすごくきれいで、話している言葉を聞く分には全く聞こえていないとは思えないほど。
なぜそんなにきれいに話せるのですか?と聞いたところ、本人も「わからない」と言っていました。
Iさん夫妻には成人されている息子さんがいます。
息子さんも、2歳くらいの時におかしいと気付いて難聴がわかったそうです。
当時は今みたいに新生児スクリーニングという生まれてすぐの検査がなかったんですね。
息子さんは、中学校1年生までは普通学校へ通われていました。
2年生になったころ、自分から「聾学校に行く。」と言ったそうです。
耳が不自由で、思うように授業についていけなくなったみたいです。
その後は、聾学校でしっかりとお勉強され、聾者の大学まで進まれたそうです。
そして今は、大学で出会ったダンスをするために沖縄にお一人で暮らしています。
Iさんとのお話の時間は、私たちにとって初めて同じ境遇の方との交流だったのですごく勉強になりました。
「高音難聴だと、低音難聴の方より進行が早いかもしれませんね・・・」
「これからが本当に大変だと思いますよ」
グサッとくるような現実的なお話もたくさん聞きました。
実際、奥さんと息子さんも高音難聴で今はスケールアウトといってほとんど聞こえないようです。なので手話を使って生活しています。
奥さんからは聾学校を進められました。もちろん息子にとってでもありますが、母親である私にとっても「同じ思いをしているお母さんとの交流をもつことで、励まされたり心の支えになったりしますよ。」と。
その言葉を聞きながらまた泣きそうになってしまいました。
初めて自分の気持ちをわかってくれている人に出会った気がしました。
息子が難聴と分かった日から、私はずっとどこかで孤独を感じていました。
もちろん自分の周りには聴覚障害のお子さんを持つ人はいません。
息子の耳のことを話した人たちの
聞こえてないわけじゃないんでしょ?という質問に、
私も「そうなんだけどね~」と答えるしかありませんでした。
そう。
聞こえてないわけじゃない。
今はね。。。
「現状維持が一番いい状態と思ってください。」
はじめにそう言われました。
息子の難聴「感音性難聴」は進行型。
いつ聞こえなくなるかわからない。よくなることはない。
いつもは深く考えないようにしてますが、考え出すと不安の嵐が襲ってきます。
そして孤独を感じます。
そんな時、同じ境遇の方が近くにいればどんなに励まされることだろうと思ったりしていました。
聾学校に行けば、必然的にそういう方にお会いできると思います。
私も行ってみたいとは思っています。
Iさん夫妻とお会いして、お話を聞いた後、旦那とこれから先のことについてしばらく話しあったりしました。
聾学校もいいかもね、とも。
でも、今の息子の聴力を信じて、息子の力を信じて
もう少し先にしようかと思っています。
今は県内のメディカルセンターでお世話になっています。
小学校入るまで、面倒見てくれるところです。
しばらくはそちらで息子と頑張ってみようと思っています。
いつ聞こえなくなるかわからない息子の耳。
そのため、だけではないけれど、私たち夫婦は「手話」を習うことにしました。
私たちの不安な心なんてお構いなしに
天使のような笑顔をくれる息子。
その笑顔にこの先の不安なんて吹っ飛んじゃうよ
いつもありがとう
いつか息子も、Iさん夫妻の息子さんのように
自分の人生を楽しんで過ごしてくれる人になってくれるといいな
なんで~!!?
昨日は楽しみにしていた手話の講座がありました
毎週土曜日夜7時~9時までで、旦那と二人で行ってきました。
息子は義母が見てくれていました。
お家に帰ったら、息子に覚えたての手話を使ってお話しようかな~
ブログも書こ~
なんてお気楽気分で帰りました。
玄関に近付くと、息子の声が・・・
また暴れて遊んでるのかぁ~と部屋に入ると息子は横になっていて、寝起きの様子。
あの変な声は?と思った瞬間
「クオックオッ」と苦しそうにせき込む息子。
変な声と思っていたのは、苦しそうな変な咳でした
その後、泣き出した息子は息をするのも苦しそうで、咳込んで息を吸うのもままならない感じ。
もうどうしていいか分からなくなり、喉を潤すことを考えパパとお風呂に。
出てからは機嫌よく遊んで寝てくれたので一安心。
夜中2時。
咳で起きた息子は泣きじゃくって咳も止まらない。息もうまく吸えてない感じ。
旦那も起きてくれていて、病院にすぐ連絡し連れて行きました
病院へ向かう車の中で、息子は眠りに就きました。
私の腕の中で穏やかな顔をして・・・
普段の息子は本当に怪獣そのもので、とにかくずっと動いています。
遊ぶことが大好き。体を動かすことが大好き。
わがままだし、言うことをきかないこともあります。
かわいい半面、このぉ~と思うこともたくさんあります。
でも、こんな風に体調の悪い息子を見るたびに気付きます。
「元気だったら、健康だったらなんだっていいじゃん。」
うちの息子は聴覚障害を持っていますが、そんなことなんてどうでもいい。
とにかく体が健康だったらそれだけでいい。
人はどうしても欲が出てきてしまいます。
ないものに憧れます。
だけど、本当に大事なことは、シンプルなものなんですよね
(わかっていても、いつもこの繰り返しなんですけどね・・・まだまだ親として未熟です)
そんな話をしながら、1時間かかる病院につきました。
診察の結果は「クループ症候群」
聞いたことはあったけど、それだったのか~
息子は喘息も持っているので、そればかり気になっていました。
やはり「喘息も併発していますが、そちらは軽いので大丈夫でしょう」と。
よかった~
息子は吸入に大泣きして大汗かいて不機嫌でしたが、私たちは安心しました。
どこの親もそうだと思いますが、本当に子供の苦しむ姿は見たくないし、代わってあげたいのにそれが出来ないもどかしさって嫌ですよね。
クループのお薬を受け取ったらすぐ飲ませてくださいといわれたので車に乗って飲ませました。
嫌がる息子に半ば無理やり飲ませて、ホッ。
も、つかの間…
すぐに咳込み吐き出してしまいました。
意味ないじゃん~
思わず嘆いた私。。。旦那に怒られました。
素直にごめんなさい。早くこんなママから抜け出さなきゃね。
息子のあるやさしい行動を見て、旦那が言いました。
「生まれてくれて、いてくれるだけで親孝行」
ホントだね、ホントだよね~
すごく納得しました。
子供は、本当に天使。
パパとママの宝物
アンティーク
G.Wの鎌倉旅行で手に入れたアンティークのものたちをアップします。
こちらのテーブルはアンティークショップ Rで購入しました。(稲村ケ崎にあります)
テーブルの上にある小瓶たちはここで売られているものです
昭和20年頃のもので、状態はかなりいいみたいです
確かに、いい味が出ていますが、そんなにボロボロではありません。
新居でダイニングテーブルとして使おうと思っています。
ただ、うちはどちらかというとヨーロッパの田舎風なイメージ(コンセプト)。
とかなり迷いましたが、とにかく素敵だったので
「合わなかったら変えればいいじゃん」という話でまとまり
購入することになりました。
お家のコンセプトはあるけれど、基本的なものはただ一つ。
味の出ている古くさいものが好き
和でも洋でも、そこは変わりません。
なので、買ってよかったと思っています。
実はまだ届いてなくて、おそらく明日あたりに届くと思います。
(大きいものなので、置き場所をどうするか悩んでいます)
ここでは、このテーブルの他に写真にもあるような丸いイスを2脚と、テーブルより長いベンチ(イス)と、リビングのソファの横にでも置くか~と、四角いミニテーブル?を買いました。
(届いて写真を撮ったらまたアップします)
そして、こちら。
アンティークショップ「リトルオーク」で購入しました。(江ノ島駅の近くにあります)
これはちゃんとケース付きで、中にも小物系がちゃんと入っています。
なんか得した気分でした。
そして、一応ちゃんと動きます。(使いこなせないけど・・・)
そして、1800年代のステンドグラス。
ネットで探してもなかなか気に入るものが見つけられなかったのですが、旦那がここで見つけてくれました。
やっぱり、実際生で見てみないとなかなか決められないですよね・・・
結構大きめなので、新居のどこに飾ろうか今からじっくり考えようと思います
これからも、少しずつお気に入りのものたちを集めていきたいと思います