お久しぶりです。マイコです。
ドイツ生活も、丸2年が過ぎました。
2年は、長い(笑)
今日は働いてた時に感じたことを少し。
最近、レジをやるようになった。お客さんは主に観光客だから、色々な国の人が来る。
もちろん従業員の国籍も様々で、主にヨーロッパが多い。今の店では、アジアは、日本と元フィリピン国籍の人がいる。
先日、南米だかヨーロッパだかの白人のおじいさんが、フィリピン人の彼女にこう言った。
「あなたは、ドイツ人には見えないね。あなたはドイツ人なの?」
「私はドイツ人です。でもフィリピンから来ました。」
彼女の隣にいた私を見て、おじいさんが更に一言。
「あなたもドイツ人には見えないね。どこから来たの?」
その質問に、フィリピン人の彼女はこう答えた。
「あなたのその質問は、とても差別的です。私たちとって、失礼です。」と。
おじいさんは、少し驚いた様子で、何も言わずに去って行きました。
このフィリピン人の彼女は、ドイツ人と結婚していて、もうドイツに住んで10年。おそらくドイツ国籍を取得したのでしょう。
私も含め、見た目がアジア人だと、すぐに「どこから来たの?」「なんで来たの?」と聞かれる。疑問に思う気持ちや好奇心は、わからなくはない。
ひどい時は、勝手に中国人だと思われて、嫌味を言われる時もある。(この店のものは、全部中国製なのか?とか。)
そんな時は、とても腹が立つものだ。
そして、このフィリピン人の彼女も、いつもの同じ質問に飽き飽きしているのだろう。
でも、おじいさんが言った「あなたはドイツ人には見えないね」の発言は、ほんとに差別的なのだろうか?と疑問に思う。
確かに彼女は今はドイツ人だけど、元々はフィリピン人なわけで、一般的なイメージから言って、見た目がアジア人のドイツ人は、あまり想像できない。
ドイツが移民が多いといっても、ヨーロッパが大半で、アジアの移民はまだまだ少ない。
人種のるつぼのアメリカなら理解できるけど。
でも、友人にドイツ人の養子になって、ドイツ人として育った韓国人もいるし、彼にとったらこのおじいさんの質問はとても差別的だと思うが…
私なら、この質問は特に差別的と思わない。だって私は日本人だから。
ドイツ国籍とって、ドイツ人になってこの質問されたら、やっぱり嫌な気分になるのかな?
国際化が進んで、どんな人種がどこに住んでいるかわからない時代になりましたね。
世界は縮まったけど、人々の意識がついていってない気がする今日この頃。
今日はまとまりがないね。ちょっと思ったつぶやきを書いてみたよ。
読んでくれてありがとう。