山田邦子の門、無事に千穐楽を迎えることが出来ました。ありがとうございました。


顔合わせから約1ヶ月半。
あっという間な毎日でした。

不安なことだらけで、いつもはじまりは緊張します。始まってからも毎日緊張します。
…というと、大概の人からは『嘘をつくな笑』と言われますが、、、笑

緊張感を持って日々を過ごせることは幸せなことです。

昔ゲッターズ飯田さんに〝増田さんは労働意欲がない人です〟と言われました。(その時はピンと来なかったけどいまはとても納得)
本当に極端な性格で
好きな仕事や興味のあるものに対しては死ぬほど夢中で全力なのに、興味がないと微動だにしないただのガラクタみたいな人間。
この仕事をやらなくなったら、わたしはきっと廃人になってしまうなと感じます。
お芝居してる時が楽しくて、綱渡りしてるみたいで、その緊張感が好き。
それと共に、ステージにいる時がとても怖いと感じます。
労働意欲が無いというより、怖さのなかで生きていきたい人間で、予定調和が苦手なんだなって。今回冷静にそう思いました。


稽古をつけてもらう中で毎日少しずつ気づきがあり、削ぎ落とされて、またその隙間に肉付けして。
建築業なの?ってくらいw
毎日が破壊、積み上げ、積み重ね、の連続。

みんなで同じ方向をむいてモノづくりしていくのはやはりいいですね。


真面目に怒られることが減っていくなかで
真っ向から〝それ違うよ〟って言われるのがめちゃめちゃ嬉しい。もっとたくさん出来ないことを知りたい。ドMなんで笑笑

今回演出してくださった水木さんからいただいたお言葉には日々とてもハッとさせられました。
感謝しています。


そして何より、
舞台のタイトル名にもなっている
山田邦子さんとの毎日はとても刺激的なものでした。

どれだけ見ても、どんなに盗もうとしても、絶対真似できない邦子さんのステージ上での空気感。
あぁ、凄いなぁ、、っていつもそれだけ口からポロっと漏れて稽古が終わる
悔しいけど、到底真似なんて出来ないのはわかりきっていた話で、
だけど同じ空間でお芝居できたことに意味を感じます。この感覚を忘れずいたい。



いろんなお芝居の形があるなぁと

知らない演劇の世界がまだまだ広がっていて

その海にもっと深く飛び込みたいなと感じました。


楽しかった。



お越しくださった皆さまに感謝します。


ありがとうございました!!!!












増田