めずらしく二日連続更新。
金木犀の匂いが薄れてきてる気がする。儚ねえ!てやんでえ!
昨日しっかりバトン渡されてきたんですが(そして、バトンは渡されたという本をいま読んでます)
いろんな家庭の朝食のはなしが冒頭に出るんです。
そう考えたら毎日のルーティンだった朝ごはん、家庭によっていろんなスタイルがあるなぁと。
パン派、ご飯派、ガッツリ派、昨晩の残り物派、フルーツ派、ヨーグルト派、コーヒーだけ派、食べない派、その他、、
めちゃくちゃある。
みなさんはどんなスタイルでしたか?
わたしは
なんだっけ
思い出すのに時間がかかる
なんせ朝ごはんをちゃんと食べていたのは東京に上京する前、14歳の大阪にいた時代までだったので、、、、
んーと、
いちばん最初に浮かんだのは
『ポケモンパン』
まさかのポケモンパン。
シール目当てでパンはついでのやつ。
あのシールどこいったの。
両親は共働きで忙しかったので、
大体パンで済ませていた記憶。
済ませていたというかパンを食べることが当たり前だと思ってたから疑問にもなんにも思ってなかった
当たり前を疑わないピュアな心
土日の父がやすみの日には
たまーに
ご機嫌取りのように
ゆかぁ〜ほーら買ってきたぞー!!!と
叩き起こされ
机いっぱいにパン、おにぎり、牛乳、ジュース、ヨーグルト、フルーツ、ゼリーが並んでいて
〝プチコンビニ〟をドヤ顔でかましてくれてた。
いま思うとなんでそんなにひねくれられてたんだと思うけど
それをやってやってるぞー!という父からのありがた迷惑が気に食わなくて(誰かからの頼んでないサプライズがなんか嫌だった反抗期)
やだ!!!こんなのいらない!!!
マクドが食べたい!!!!!!と駄々をこね
十三のマック(東京に染まりました)までぷんぷんしながら歩いたのもいい思い出。
父は少しうしろをとぼとぼ歩いていた。
母の余裕がある時はお味噌汁、ご飯、納豆、目玉焼きの日もあったかな???
お弁当もつくってもらってたからね
いまは実家に帰ると必ず母が
お味噌汁とサラダ、魚や肉、卵を焼いてくれて
埋められなかった14歳からの16年分の朝食を作ってくれてるかのような豪華な朝食です。これからも作ってねというプレッシャー
お母さんのご飯うまいんだぁ
書いてて思い出したけど
小さいころは家の前に個人でやってるコンビニがあって
そこがすっごく好きで
平日に学校の前に早めに起きて(5:30くらい)
お父さんとまだ薄暗い時間から準備して
公園でバスケをしたり遊んだりしてからそのままお店に行って
くるくる巻かれたココアのロールケーキのパンを買ってもらって
小さいパックの牛乳と一緒に食べるのが好きだった
なんか泣けてきたんだけどこれ書いてたら笑
もうあの店もないし、あのパンも牛乳もない
あのパンは、くるくる巻かれてるふわふわのココア生地の間にクリームがまんべんなく塗ってあって、そのとぐろを剥ぐように食べるのが好きだった
クリームが綺麗にペロンってめくれたら勝ちっていうのがあの頃の私なりのゲームで
勝ってもなにもないのにそれをずっとやってた
メロンパンも好きだったけど、周りだけはいで中の白いとこだけ残してたな、お父さんに白いとこあげてた。あげてたというより食べさせてた。変なの。
ちょっと申し訳なさがあったのか
はい、どーぞ!!って蜂蜜をかけて口に突っ込んでたのを思い出しました
申し訳なさからの蜂蜜、なんの償いにもなってない
強引ぐまいうぇい
いまでは自分で自分のために作るようになって
栄養を考えたり、添加物にまで気を遣うようになっちゃって
わたしに家庭ができたらどんな形の朝食になるんだろうと考えたり
もしかしたら一周してポケモンパンかもしれない
いまではご飯派
昔はパン派
そのうち野菜作りにハマって農業はじめて
野菜たっぷりの朝ごはん作ってたりして
その野菜売ってたりして。
まだまだ可能性。
食と人生
みんなの朝ごはんとそれに至るストーリー
知りたかったりします
残り一口が食べられない
増田