三鷹という家から足を伸ばすには少しばかり迷う場所まで


城山羊の会というはじめて拝見する舞台を

観に行ってきました。



どんな舞台、作品が好きなのか話していた時にキャスティングの方から教えていただいた“城山羊の会”


チケット発売になったその日に電話して、チケット確保。


楽しみだった。




自由席はいいですね、自分がみたいところから見られて。



まず面白すぎたので、感想から先に言うと

とてつもなく面白かったです(なんやねん)



いてもたってもいられないくらい笑いました、



おもろいやろ!って見せる感じではなく


盗撮、盗聴しながら盗み見てしまっているような生々しさとリアリティ。


途中から世界観にのめり込んでしまい

あたりのお客さんが消えてみえるほど集中していました。


なんだあの吸引力!!!!!




世の中のひとたちはこんなに面白いものを

みんなそれぞれに持ち帰って鼻息荒く外には出さず

静かにふふふ、と余韻に浸っているのか…?!

早めに教えてくれよ!!!という思いでした。


出会えて良かったなぁ、




Twitterにも書きましたが、

もうやり残したこともないし

いつ死んでもいいと思っていたわたしでしたが


いやまだこんな面白いもの知らないわたしは死ねたもんじゃないと

そんな大袈裟な思いです。




エロかったなぁ、

ズルかったなぁ、

可愛かったなぁ、

愛おしかったしクズだったなぁ


作りもののはずなのに

全部が妙にリアルで日常で


お客さんがみんな同じところでドッと沸く。


お笑いの舞台でも観にきてるのかと言わんばかりにそこらで笑い声が聞こえてきて



あぁ、始まる前はみんな静かに前を向いて素っ気ない顔して座ってるけど


ずるいことをしてきたり、ズルいことをされてきたり、エロいことをしてきたり、エロいこと考えてたり、

なんだみんな同じじゃーんって

はじめましてのみなさんと客席で繋がれてたようで、

とっても嬉しかったです。


あれみた後だったらみんなと友達になれる気がする


わたしは、ねw



三鷹まで行ってよかったし、


余韻を持ち帰るには帰路に着くまでの長さが丁度いい感じ。

実際こうして帰り道にブログ書いてるし。



12日まで三鷹の芸術文化センターというところでやっているので、


是非。



わしはもっかい観たいけどな。




生きるってばかばかしくて最高だな



今日も作品に救われて、明日も楽しく息できそうです。






増田