先日、犬の散歩をしていると小学校の登校班と出くわした
地域のワンワンパトロールの隊員でもある、まち子
散歩中に子供達の安全、地域の見守りをするのも任務の一つなので、学校までの道のりを途中まで歩くことにした
隊員のまち子は、ワンワンパトロール隊の名に恥じぬよう吠えもせず堂々と歩いていた
犬が苦手な子もいるだろうから、リードを短く持ち、邪魔にならないよう小学生と少し距離を取りながら一緒に歩いていると
「良かった〜」
と突然、登校班の女の子が大きな声で言う
「ここにお兄ちゃんおらんでホンマ良かったわ」
と次はため息まじりに言う
「なんで〜」
と聞くと、
「お兄ちゃんブルドッグ大っ嫌いやねん、気持ち悪いやん」
そういうと、まるで化け物を見るような目でまち子を見つめた
えっ
まだ小学生、思ってることをそのまま口に出すのは仕方ないこと
でも
なんか
ホンマに
その物言いと眼差しに
胸がはちきれそうになった
「ブルドッグ嫌い〜」
「ブルドッグ、ブサイク〜」
なら、そこまで落ち込まなかったかもしれない
そりゃ好き嫌いもあるやろうし、私も苦手な犬や猫もいる
でも
言い方って、
あるなぁ、って思った
それを小さい子に求めるのもあかんけどな
今までも散歩中、何度か登校班と一緒になったことがあったが、ほとんどの子は好意的にまち子と接していた
誰もが好意的と思っていた私の考えは少し傲慢やったかもしれない
このことがきっかけでネットを見てみると、
犬の散歩で子供を見守る活動が評価されたり、地域に貢献しているという記事もあれば、犬の散歩自体嫌がる方も大勢いるということを知った
動物と人間の共存は難しいのかな
犬を飼っている者のマナーも大切やし
色々と考えさせられる出来事だった
とりあえず今後は登下校中散歩に行くのは控えようと思った
まち子に新しい服を買った
バウダーズボーダーさんの服は、可愛い