3ヶ月に1回受診している児童思春期外来。

偶然だけれど、前回受診したのがコロナ休校が決定した翌日の2月28日。
そして今回の受診は大阪府の緊急事態宣言が解除と発表された5月21日。
絶妙のタイミングでした。



毎回、問診票を書くのですが

・うまくいったこと
・困ったこと
・工夫したこと
・その結果
【今回相談したいこと】


…を書いていると

頭がスッキリする日
ごちゃごちゃ書き込んでしまう日
書く気になれない日!

…その時の息子の状態によって
書き方も内容もバラバラです。


今回は書く前から頭が整理されている状態で
書いて更にスッキリしました。



【うまくいったこと】を他の場面でもしてみる
…その為には
【うまくいったこと】を記録しておく。


その大切さが身にしみていた時期に書いた記事を読み直し、熱心に[良いこだわり]ルーチン作りをしていたことを思い出しました。


駅のホームで電車を見る時
5本見たら帰る約束にしたけれど
数えるだけでは全然終われず。
(本人にその約束は伝わっていない)


スマホアプリの画面(文字)で伝えたら
わかってくれました。

□関空快速
□大和路快速
□大阪環状線
□関空快速
□大和路快速
□おしまい
□おうちにかえる
□ばんごはん

…と打ってあるのを
息子が1つずつ自分で【消す】


興味のある電車のことで
次に来る電車、どれだけ(回数)見るか
見通しを持てるようになっていたのですが

【自分で消す】

この当時からスマホを使って
出来ていたのを再確認。



それをしていたから
電車の遅延があった日の突然の変更(中止)

(電車は見ない)
(いつも楽しみにしているダイコクは行く)
(今日はマクドナルドへ行く)

…納得してくれたと思っていました。


でも
当時の息子の理解度からいうと

[マクドナルド?!]→[行く!!]

…ただそれだけだったかもです。


1つの場面(場所と時間帯)で、継続して行う大切さ。
あとこちらの思い込みの恐さ。


息子は本当に電車5本見るのを
いつもいつも楽しみにしていたのか?

習慣になっていて、逆に母がいつも「電車5本見ます」と伝えて来るから見ているだけでは?

あるキッカケで始まった習慣。
(本人は飽き始めているのに気付かず)
本人が楽しみにしていると思い込んで続けていたのでは?


そういう考え方を当時の私は出来なかったけれど、息子の為に全力で学び、全力で取り組んでいた過去の自分から学ぶことが多々ありました。


今回のコロナ休校期間
本当に長いイレギュラーでしたが
元の生活に戻る訳ではなく
新しい暮らしが始まるんですよね。


一昨日、病院で貰ったアドバイス
療育の先生方にいただいているアドバイス

色々組み合わせて
整理して
新しい暮らしに備えようと思います。





大阪府のホームページの信号。

吉村さんのメッセージ…息子の支援に使えそうです。