子育てで学んだこと

 もうすぐ息子の20歳の誕生日がやって来ます。

18歳で成人と言われても、やっぱり20歳は大きな区切りに感じる…


息子が小1の時、将来障害年金を申請する時の為に病院で診察、発達検査を受けておいたほうが良いと聞き受診した自閉症専門機関。

最初、カルテを作っておくのが目的だったけれど、小3の夏に自傷が激しくなって定期的に通院し始めました。

初診時の医師は非常勤で異動していたので、別の常勤医師が担当に。

だから実質11年間、その先生にお世話になっています。


こちらの病院では市外からの通院患者は18〜20歳で転院しなければならず、最近はその転院準備半分、相談半分という感じ。

色んなことを相談させて貰い、最初の内はその先生のアドバイスに戸惑っていた記憶があります。

今日のアドバイスも、昔の私だったら戸惑っていた気がする。


次回が最後の診察になり、本人も一緒に行って年金申請の為の診断書を貰ってさようなら。

ゆっくりお話を出来るのは今日が最後だなと思って「今後」の大きな悩みを相談しました。


その悩みについて、家族のプライバシー問題もあるので細々書けないけれど 

先生から貰ったアドバイスは記録しておきたい。



「子育てに正解は無い」

その時、その時、家族それぞれの意見を出し合って考えていく。


 



息子も一緒に通院した時には、長い待ち時間をこの公園で過ごしていました。

大好きなブランコがあって、人が少ない公園。

ベンチでコンビニのおにぎりとフライドチキンを食べれば安心して過ごせていました。


場所と行動をセットにして、毎回お決まりのパターンで過ごしたら「安心」

…と思っていたけれど後に「危険」もセットであると知りました。



病院だけでなく、療育の先生方、今通っている事業所の方々にも色々教わって

「大人」になった息子との関わりを試行錯誤している今。


ありがちな表現だけれど、子を育てているつもりで私が息子に育てて貰っていたと痛感しています。



年金申請の準備、いよいよ正念場。


 「買って安心」ちゃんと読んでいなかった本を今更読もうとしています。

障害年金とか成年後見人とかはよく耳にしていたけど、福祉型信託や生命保険信託…ちゃんと読まねばです。


 

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