よく、施設なんか可哀想、とか、自分の親なんだから自分で見るべき!自分だって赤ちゃんの時お世話してもらったでしょ!


とか聞くけど。


私はそれは日本人特有の美談の押し売りだと思ってる。


親の貯金でやれることをやる。


それは相談に乗ってくれた福祉の方に教わった。


親にお金がないなら親は生活保護申請すればいいんですよ、と。


子供が親の介護費用、生活費の面倒を見て共倒れなんてナンセンスすぎる。


そりゃお金が有り余ってるならいいですよ?


でも基本的には親は親、子は子。


育ててもらった恩を忘れたのか⁈とかいう人もいるかもしれないけど、やりたい人はやればいい。自分で介護する事によって自分の気持ちが満たされるなら良いと思う。


ただ、お金もない、時間もない、そんな人が自分をすり減らしてまでやらなくていい。


幸いにも私は親が残したお金で父の入院費、母の特養、病院、実家の引払い代、二人分のお墓代、全て賄えた。  


父が亡くなり、私は一人っ子、墓守を自分の子にまで任せることは出来ない(子には子の暮らしがあるからね)


樹木葬にし、しかも共同の樹木葬。一人1本タイプで好きな木を選ぶこともできたが、1本の大きな桜の木の下にした。


私が生きてお参りしてるうちは名前の札が残る。


60万くらいだったかなぁ。


当時はあまり樹木葬がなく、車で1時間の距離で山の中⛰️

私が運転できるうちだな。


しかし母は父が亡くなったことも忘れ、施設のスタッフに「お父さんが女作って出て行った!」と怒っていた🤣父も死後にそんな濡れ衣着せられ可哀想に。


母は地味だったが、私が服を差し入れるようになり日に日に派手になっていく母が可愛かった。


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