台湾の秋も深まりつつあります。
飲水思縁のブログでは、昨年の秋に東京で出会ったことを振り返ります。ひとつ前の記事(→☆)では、昨年の秋、上海から茶友馮娟さんの来日を耳にしたら、急遽、昨年11月上旬に馮さんの「一杯の茶を淹れるには」講座をコーディネートしたことを記録しました。
講座の余韻に浸った馮さんと私の間は、また成り行きで、講座2日後の「自然茶会」を設けました。今度は集客にそこまで拘りませんでしたけど、たった1日中を使った集客期間にやはりドキドキしました。
東京の旅道中に、一杯の茶を飲みたいという方に出会えれば幸いです。」
その日は冬の初めに、新井先生に壺荘り(つぼかざり)のことも教えていただきました。
愛おしい和菓子にもいつも目がありませんw
何かの牽引で、新井先生は次から次へとお宝をだしてくださいました。中国茶を飲むための湯呑を見ても目から鱗でした。
馮さんは自ら中国茶をサーブすることに挙手。新井先生に感謝の意も込めながら、勉強熱心な彼女は柄杓の持ち方も色々質問したり練習していました。
最後に新井先生自作の茶杓も色々見せていただいて、茶杓のあるべき作法なども教えていただきました。
あの日の円相図は還暦という60年の循環に相当する話も心に留まりました。
彼女を見て、日々の暮らしを丁寧にし、茶に対する姿勢も妥協しないけど、堅実ながら柔らかく人と接することを覚えました。ただし、それから馮さんのような人間になろうとしませんでした。今も我ながらあんな境地に近づける道を試行錯誤しています。人の成功例は完全にコピペできないものでしょうし、自らの性質も大切にしつつ歩むべき道を探っていくべきです。
【メモリーズ】新井宗利先生と
2015年、国際茶会は出会い→☆
2015年、初茶室→☆
2016年、国際茶会→☆
2017年、一緒の芸大茶会→☆
2017年、国際茶会→☆
2018年、茶室でのコラボ茶事→☆
2019年、「而立の年 茶の写真展」小堀遠州流抹茶席紹介→☆