アービンとフェイスブックでやりとりの最中。




アービンが viberというチャットを教えてくれた。




ラインのようなもので、アービンをそれを使うらしい。





試しに自分のスマフォにダウンロードしてみた。





すると、すぐに連絡が入った。







Hi how are you? 元気?




Hi これって、日本のラインと同じだね?




結婚生活はどうだい?







ん?????




アービンじゃない???







わたしはその発信元をみた。







マリックだ。







一瞬凍りついた。




返信しようかどうしようか、迷った。




でも、わたしはアービンと勘違いして、




「これってラインじゃない?」 と返信してしまっている。







あぁ、マリックだね。







わたしは彼とやり取りをはじめた。







viberをひらいたら君をみつけたから。



最近はじめたの?






今さっきだよ。



友達に教えてもらって。



マリックをその友達と勘違いしていた。






そうか。ところで、マヤの息子をみたよ。とてもかわいいね。






どこで?






フェイスブックのプロフィールだよ。






わたしは、基本的にフェイスブックの記事は友達限定にしてるんだけど、




プロフィール写真だけは一般公開していた。






その後、わたしはハッシムと仕事を話をしはじめた。






まだ、彼との仕事の余韻が残っていた。






マリックはいう。






マヤは相変わらず仕事人間なんだな。






でも、今は休んでいるんだよ。子どもが小さいから。






そこでわたしはマリックとの話を切り上げて




アービンとのチャットに戻った。






それ以来、マリックから連絡はない。






わたしも彼をブロックもしないし、viberをアンインストールもしない。






連絡は取り合わないけど、なんとなくつながった感じがする。






でも、マリックとつながって気づいた自分の気持ちは、






やっぱりわたしは、あの時のマリックを愛していたのであって、




今はもう、愛してはいないということ。






うれしいという気持ちはわかなかった。






たぶん、マリックとリアルに関われば関わるほど、





彼への愛情が幻想だったと意識するようになるんだろう。






そうすれば、わたしはきっと、次のステージにいける。