最近、小泉進次郎が育休をとる、という話が出ていて、思ったことがあるので書いてみる。
若干、過激な批判も入るけども、これは主観を書いていいブログであるはずなので、やっぱり書いてみる。
日本は、先進諸国の中でも社会福祉事業についてはいわゆる「後進国」
ざっくりデータをさらってみても、男性の家事・育児時間について、日本は先進国の中ではほぼ、ビリ。
女性の社会進出データをざっくりみても、
先進国の中では、やっぱりほぼ、ビリ(→ってゆうかG7の中で最下位)
「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」2019年版
ビリなのは、女性の家事育児の割合が相対的に多すぎるから、という指摘は、
実は1990年代から叫ばれていたことだった。
私が大学生の時には、ちょうど、男女共同参画とか、差別のない女性の社会進出を促す動きが活発で、
よくそんな勉強をしてたっけ。
その勉強内容というのは、うっすらしか覚えていないんだけど、
女性の育児・家事労働を、賃金に換算すると、すごい値段になるとかいうもので、
要は、育児・家事が、労働として認識されはじめた時代だったように思う。
私自身も、育児・家事をほぼワンオペでやっている中で感じるけれど、
家事・育児は、間違いなく労働だ!
ということ。
そんなことは、誰もがもうわかっている。
そういう認識も、日本にはすでに30年前からある、にもかかららず、
家事・育児は、相変わらず労働とは見なされていないし、女性の社会進出はあまり進んでいない。
実際に、一年前くらいの話だけど、
仕事でフランス人女性とはなす機会があって、彼女がこういっていた。
私は日本人男性とも結婚したくないし、 日本で生活したいとも思わないわ。
だって日本は、母親業を仕事として正当に評価しない社会だもの。
この言葉は、かなり私のハートにささった。
30年前と比べて、日本はちょっとよくなったけど、女性の社会進出とは、家事・育児の問題は、
あんまり変わってない。
小泉進次郎の育休で、ぎゃーぎゃー言っているような社会なんだから。
色んな意見があるだろうけど、
ちょっと意見を書いてみたいと思った。
つづく