老猫はなちゃんが亡くなって一週間ぐらい経った頃、職場のお客さんが生まれたばかりの赤ちゃんを見せに来てくれました。


この一家はご主人が独身の頃からのお客さんで、その後結婚し、男の子が生まれ、その子が私に懐いてくれたり、なにかと親しみを感じる家族。


それで、今回生まれた女の子の名前が「はな」ちゃん」とのこと。名前を聞いた時、思わず「はなちゃんていうんですか?」と聞き返しました。


漢字は「花」だそうですが、この前亡くなったうちの老猫はなちゃんと同じ名前にびっくりしました。


たぶん女の子が生まれたのは、ちょうどはなちゃんが亡くなった頃。。


はなちゃんは優しくて仏様のような、人格ならぬ猫格の高い猫だったから、もしかしたら人間の女の子に生まれ変わったのかも?と妄想してしまいまし

た。


パートナーと「ちょっと不思議な感じだね。でもなんだか嬉しいね」と話しました。



老猫のはなちゃんは亡くなってしまったけど、はなちゃんという赤ちゃんが生まれた。


生まれ変わりというものがあるかどうか分からないし、これは単なる私の妄想話ですが、


はなちゃんが亡くなった悲しみの中にいる私たちにとっては嬉しいニュースでした。




それから、はなちゃんが亡くなって数日後、偶然押し入れの奥に「花ござ」を見つけました。





この「花ござ」は母が生前使っていたもので、私はすでに処分したと思っていたので、まだあったことに驚きました。


しかも敷いてみると色柄もきれいでとても良い物です。


私の部屋はフローリングで直接布団を敷くと湿るので、いつも布団の下に薄いござを敷いていたのですが、母の「花ござ」の上に布団を敷いて寝てみると、湿りがなくとても快適に寝ることが出来ました。


お母さん、素敵な「花ござ」を残してくれてありがとう。ずっとしまいっ放しですみません💦 これからは活用させて頂きますね。



「はなちゃん」という名の赤ちゃんと、母の「花ござ」。。


なんとなく老猫はなちゃんにゆかりがあるようで、心が慰められたのでした。




最後にちょっとおまけ。最近糀(こうじ)を使い始めました。米へんに「花」で、ここにもはなちゃんが😺 あちこちにはなちゃんがいます🍀