最近、野原広子さんのコミックを何冊か読みました。

その内の一冊。「消えたママ友」





仲良しのママ友4人組がいて、その中の1人の有紀さんという女性が、ある日小さな男の子を残していなくなってしまいます。





有紀さんは仕事にも恵まれ、優しい旦那さんと可愛い息子さん、家事や育児を手伝ってくれるお姑さんがいて、幸せそうに見えるのですが。。






しかし、同居するお姑さんが孫を独占し、あまり息子と過ごすことが出来ない有紀さん。


有紀さんはツバサ君とお風呂にも入れず、




一緒に寝たこともない有紀さん。




ツバサ君に買ったおもちゃも、遠足のために作ったお弁当もお姑さんに捨てられてしまいます。










息子の世話が出来ない淋しさやお姑さんへの怒りが募り、彼女はパチンコにはまります。





お金をつぎ込み借金がばれて、夫とお姑さんに追い出される有紀さん。






息子を連れて行こうとしますが、叶わず。






お嫁さんが出て行った後、お姑さんは嬉々としてツバサ君の世話をし、とても楽しそう。。





ここで、少し前にツィッターで見た人生相談を思い出しました。


それは、70代のお姑さんが、お嫁さんが気に入らないから孫を置いて出て行かせたい。。という内容。



お嫁さんが気に入らない理由はとるに足らないことで、「孫を置いて出て行かせたい」などと新聞に投稿するお姑さんに唖然としたのですが、


「消えたママ友」のお姑さんと同様、お嫁さんを追い出したいと思っているお姑さんは少々いるのかもしれないと思ったのでした。




それと、ツバサ君は家庭の歪みの影響か、すでに病み始めています。


おばあちゃんにあげたプレゼントの中身は頭のない虫の死体。







大きくなったら、母親を追い出した父親とお姑さんはツバサ君から復讐されるのかもしれません。。