自己PR書の趣味欄に何を書くべきか。

よく聞かれる質問であり、私もアナ受験の際に悩んだ点です。

結論から言うと
「その趣味について5分間喋り続けられるような趣味なら、何でもいい」
です。

趣味と言うからには、あーだこーだ多角的に話せるくらいでないと、
専門家集団の放送局では相手にされません。
前にも言いましたが、審査員の中には記者もいて、
記者は人の嘘を見抜くのが大得意です。
そんな審査員たちに
「この受験生は本当にこの趣味が好きなんだな」
と思わせなきゃいけません。

趣味は、特技ではありませんから、下手でも良いんです。
(自分から「下手なんですが」と言わないこと!)


で、私は、「フィギュアスケート観戦」と書きました。
各選手の戦歴、審判基準の変化、選手の化粧、衣装、
各アイスリンクの大きさ、選手のコメント、選手の家族、
ジャンプの種類、監督の性格、アイスショーのギャラ、訓練所の特徴などなど、
オタクっぽく延々と語れる自信があったからです。

なんとなく好きなこと、なら沢山あるかもしれませんが、
オタクっぽさを滲ませることができるレベルまでその趣味について研究する!
というのが大切です。

私の従姉に、パンを食べるのが趣味という人がいます。
都内のパン屋からそれぞれ適当にカレーパンを買って、紙袋を隠し、彼女にパンだけを渡すと、
彼女は、半分に割っただけで、どのパン屋のカレーパンなのかを全て即答できます(笑)

なんでも「人参の切り口で分かる」のだとか。
食べなくても、匂いを嗅がなくても、東京23区もあるのに、当てるのです(汗)

彼女はマスコミで働く意志が全く無く、消防署に勤務しましたが、
私はカレーパンを見分ける彼女を見ながら
「マスコミを受験したら強そうだなあ」と思っていました。

趣味欄に「パンを食べること」と書いたら
確かに「バレエ」「マラソン」などと比べると華がないのですが、
アナ受験で審査員が求めるのは「オタクさ」ですから
華やかな趣味である必要がありません。

趣味欄に「パンを食べること」と書き、
特技欄に「食べなくても割るだけでパン屋を当てられます!」
とでも書けば、審査員は喰い付きますw


あなたがオタクになれる趣味は何ですか?
身近なもので構わないので、ご自分が本当に好きなものを見つけて
5分間話せるレベルになることを目指して下さいね!


Mayでしたテレビ



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