繭『GIVE ME MORE LOVE〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜ファイナル』

GIVE ME MORE LOVE〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜ファイナル

モーニング娘。'14コンサートツアー秋

GIVE ME MORE LOVE

～道重さゆみ卒業記念スペシャル～ファイナル

@横浜アリーナ

なかなか気持ちがまとまらなかったのですが書きます。

{C7C65FA5-25D5-4B40-B031-9435B3EE70B0:01}

{19400CD9-E79C-4C92-8637-F529507D072F:01}

さゆ専用のピンクにしか光らないサイリウムで参戦\( *´•ω•`*)/

＊セットリスト

01：TIKI BUN

02：わがまま　気のまま　愛のジョーク

03：What is LOVE？

04：時空を超え宇宙を超え

05：Do it!Now

06：明日を作るのは君

07：Fantasyが始まる

08：I WISH（updated）

09：シャバダバドゥ～

10：笑顔は君の太陽さ

11：彼と一緒にお店がしたい！

12：メドレー

シルバーの腕時計

Help me!!（updated）

恋愛レボリューション21（updated）

恋愛ハンター（updated）

ラララのピピピ

ABCDE‐cha E-cha したい

Take a chance

ブレインストーミング

好きだな君が

この地球の平和を本気で願ってるんだよ！

　青春コレクション

LOVEマシーン

Give me 愛

13：シャボン玉

14：One・Two・Three

15：Password is ０

16：Be Alive

EN1：見返り美人

WEN1：赤いフリージア

WEN2：歩いてる

WEN3：Happy大作戦

1曲目の『TIKI BUN』から号泣。

可愛さのピークのうちに卒業したいと常々言っていたさゆ。本当にその通り、この日に美しさも可愛さもピークに仕上げてきていました。

1曲1曲終わるたびに、もうこの曲をさゆが歌うことはないのかな…と思うと涙が止まりませんでした。

1回目のMCでは、この日誰もがどうなるのかドキドキしていた次期リーダーとサブリーダーの発表。
9代目新リーダーは譜久村聖ちゃん。

サブリーダーは飯窪春菜ちゃん…と、まさかの生田衣梨奈ちゃん。

会場から「えええ！」という驚きの声があがったことに対し「私がサブリーダーと聞いて皆さん驚きだと思いますが…これが現実です！」とえりぽん。

たしかにびっくりしましたが、さゆのえりぽんへの接し方や想いを見ていると、色々と昔の自分に重ねているように思え、えりぽんのサブリーダー、なかなかいいんじゃないかなと思います。

なによりサブリーダーという肩書きに嬉しさを隠しきれずにやにやしているえりぽんを見たら、推している身としては嬉しかったです♡

サプライズゲストには中澤裕子さん、さゆから引き継ぎハロプロリーダーになる℃-uteの矢島舞美ちゃん、6期代表として田中れいなちゃん。

正直、6期3人での『大きい瞳』を期待していなかったといえば嘘になりますが…れいなとさゆの2ショットだけでも幸せでした…6期最高(;_;)

『シャバダバドゥ～』は可愛さの大爆発。

今のところこの曲をここまでのクオリティでパフォーマンスできるアイドルは道重さゆみ以外に思い付かないけど、いつか他のハロメンが歌ったりするのかな(*ฅ́˘ฅ̀*)

『彼と一緒にお店がしたい！』では事件が起きました！！さゆがとうとう鞘師里保ちゃんのく、唇にチュー！！！！！

{749EA35A-EB0D-4BE0-8453-106687542D2B:01}

{3DC16F8D-CC81-40A7-A880-B43C7752737A:01}

{6CAADB0A-ED4B-4FB2-99FC-A0A6334B7A47:01}

りほりほ相当びっくりしていましたが、改めて映像で見てみると目つぶって受け入れ態勢じゃないですか！！！そのあと素で照れまくるりほりほ可愛すぎて会場発狂！歓喜！！！www

会場がとてつもない多幸感に包まれながら進行している中、メドレーの途中でさゆの様子が少しおかしくなりました。

サブステージへ9人が移動してパフォーマンスする中、さゆだけがメインステージに残りパフォーマンス。こういった演出かと思った人も少なくはないでしょう。私もその1人でした。

さゆが9人の様子を神妙な面持ちで見守りながら、この子達をよろしくお願いしますとパフォーマンスしているようで、号泣。

だけど隣で観ていたりぃちゃんが「いや、さゆの様子おかしい、ずっと足かばいながら踊ってる。」と言っていて、よくよく見てみるとたしかにその通り。

ここからメンバーの放つ雰囲気も一変、異変に気付いたさゆ以外の9人から私達がどうにかしなくてはという覇気みたいなものをものすごく感じました。

こんなところで予定よりも早く、さゆ卒業後の9人のパフォーマンスを見ることになるとは。

モーニング娘。ってどこまでドラマチックなの？

ふくちゃんがさゆと2人の曲『好きだな君が』に間に合うようにメインステージに向かって、なんの迷いもなく花道を駆け抜けていった時、ああモーニング娘。はこの子に任せて大丈夫だな、と確信しました。

その後、さゆがとうとう階段に座り込んでしまい、悔し涙を浮かべ頭を抱える姿を見て、もう涙が止まらなかった。周りの人もみんな泣いていました。

座りながらも出来る限りの力でパフォーマンスするさゆの姿を見せるために、しっかりとセンターを空けてパフォーマンスする9人。頼もしすぎるよ(;_;)

アンコール前、最後の曲紹介で声を詰まらせるさゆ。『Be Alive』はもうまともな気持ちでは聴いていられませんでした。でもメンバーの気持ちを受け取り、心配しながらも全力で盛り上がる会場。そこには愛しかありませんでした。

本編が終わり、ピンクに染まる会場に響き渡るさゆみんコール。

もう色んな気持ちがぐちゃぐちゃだし、泣きすぎて顔もぐちゃぐちゃ。

さゆ以外のメンバーが再登場して『見返り美人』を歌う中、着物姿の美しいさゆが登場。

きっと顔に出さないだけで相当痛かったんだと思います。顔色があまり良くなく、もともと白いお肌が更に白くなっていて『美人薄命』という言葉はこの時のさゆのためにあるんではないかと。

歌の最後メンバーに見送られながらステージを後にするさゆを見ながら、これで終わりかも…？とも思いました。

もう1回さゆがステージに登場した時には心底ホッとしました。

しかし、メンバーからさゆへの挨拶セレモニーがはじまると、さゆがしゃがみ込んでしまう。

「すみません、1回暗転してもらっていいですか…」とさゆ。慌ててさゆの元に集まるメンバー。何とかセレモニーは再開しましたが、再びしゃがみ込んでしまう場面もあり、だがしかし、そのタイミングがえりぽんが挨拶をするタイミングだったので「まさか生田の番で…」と笑いに変えるさゆ。そして最後までスタッフが用意した椅子には座ることなく、メンバーの思いを受け止めたさゆにどこまでもプロ根性を感じました。

メンバーからさゆへの挨拶もまた素敵なものばかりで、「最年長やリーダーになった時にみんなを引っ張っていく存在になりたい。」と心強い言葉を言ってくれて、ここから10年はハロオタやめられないなと思わせてくれた羽賀朱音ちゃん。絶対に泣かないぞと自分の伝えたいことをちゃんと伝え、最後にさゆに抱きつきながら誰よりも大きな声をあげて涙していた佐藤優樹ちゃん。自分は思いっきり泣きながら「道重さんの笑顔が大好きなので笑ってください！」と言ってだーいし感を炸裂させてくれた石田亜佑美ちゃん。「何度も何度も嫉妬しちゃうことがあって…。」と衝撃の告白をし、さゆのことを驚かせていた鞘師里保ちゃん。さゆに対して「モーニング娘。を大好きな気持ちは負けないと思います。」と力強く宣言してくれた譜久村聖ちゃん。この5人の挨拶は特に印象に残りました。

そしていちばんさゆの素敵さを垣間見た場面は、えりぽんが「がんばってー！」と言うのに対し「がんばってください。」と返したのに、抱きついてからマイクにのらない声で「がんばって生田ー！」と言っていたところ。

5年前『嫌いな女ランキング』にランクインされたところから、大逆転、あの時嫌いだと言ってた人にもさゆのことを好きだと思わせた理由のひとつに、さゆが秘めるこのイケメンっぷりもあると思います。

ダブルアンコールではお花畑をイメージしたドレス姿でさゆが登場。

本来ならばここでお手紙を読むのですが、さゆはなにも見ないでメッセージを述べ始めました。

さゆの中でこの日はきっと完璧な日じゃなきゃいけなかった。さゆは久住小春ちゃんの教育係をしていた時もそうだけど、人に優しすぎて自分に厳しすぎるところがあります。リーダーになった時、ごはんが食べられなくなるぐらい悩んだこともあったと言うさゆの言葉を聞いて、きっとこんな優しすぎるさゆだからこそ、そんな姿を見て後輩が「道重さんを支えないと」という気持ちで頼もしく成長したんだろうなと感じました。

このスピーチも、アドリブなんかでは絶対なく、多分何度も何度も練習された賜物だったんだろうな。涙あり、笑いあり、そこにちょっとした毒まで入れてきて、締めには「変な人達、サンキュー。」本当にこのスピーチが道重さゆみとして完璧すぎて、教科書に載せるべきでした。

「この曲を歌って、モーニング娘。になりました。」と笑顔でさゆが歌いはじめた曲は、きっとさゆのファンの人達にとっても思い入れが強い『赤いフリージア』。

こんなにグループを愛したリーダーもこんなにメンバーから愛されたリーダーも、さゆだけだと思う。

本当の本当に最後の曲『Happy大作戦』では、涙が止まらないけど、心から笑顔でいられました。