みなさんは、ホロスコープには、星座(サイン)のほかに「ハウス」という概念があるのを知っていますか?
これは、12星座(サイン)に加えてもうひとつ重要な概念で、人間が生まれてから死ぬまでに経験する12のステージが描かれています。
富や健康、結婚など・・・人々が占ってほしい材料が表現されているのですね。
それは、バビロニア、ギリシャの昔からずっとつながっている伝統が紀元4世紀頃のローマ時代に整備されたものだそうです。
日本語では「舎」と訳されていたのだとか・・・
わたしは、つい「牛舎」とか想像してしまった・・・(笑)
「子どもが生まれた時に星が東の空から昇ってきた。
無数の星々に新しい星が一つ加わる。
それと同じように社会にも新しい生命がひとつ加わることになる。
するとその子は、その星とともに運命をともにすると考える。」
そこで、生まれた時刻の東の地平線に注目することになった、とのことですが、
生まれた直後に出てくるのは、1ハウスの惑星、
更に観測を続けて2ハウスの惑星、3ハウスの惑星・・・と観測されて
その子の誕生から死まで人生のステージを予測されたと言われています。
だから生まれた時刻は重要です。
昔は生まれた時刻に実際に星を観測していたというからすごいな!と思います。
現代の占星術でも生まれたときのホロスコープでは、東の地平線の感受点をアセンダントと呼び、その星座(サイン)とアセンダント付近にある惑星に注目します。
その人自身を表すともいわれる重要なポイントです
みなさんは、自分の出生時間はご存じですか
現代は、母子手帳があるので助かりますね(重要過ぎてお医者さんがその瞬間にほんとうに時計見てたのか確かめに行きたくなりますが)
生まれた瞬間のホロスコープを作ってみて、東の地平線にどの星座があったのか、そしてどの星とともに運命をともにするのか・・想いをはせてみるのは、いかがでしょうか
今度、西洋占星術講座の個人レッスンを受講していただく方から
「ホロスコープの歴史について書かれている本を紹介してほしい」とリクエストいただき・・
ひさしぶりに手持ちの本をパラパラとめくっていたら面白くてまた読み込んでしまいました
ちなみに、わたしがこれまで読んで面白かった占星術と歴史の関する本をいくつかご紹介します!
まずは、日本で西洋占星術と言えば・・!の鏡リュウジさんの著書、そして編集の2冊
『【無料】12星座別・あなたが輝く働き方と魅力を引き出してくれるビジネスパートナー診断』
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