二週連続で母のがん検診の付き添いでした。
ステージ4の大腸がん＋肝臓転移でしたが
三年間再発も無く、とても元気な母です。
先週病院に行く途中のバス車内で
重く長い親戚の愚痴を話し始めた母。
私の大嫌いな不幸話を
チャンスとばかりに話し続ける母に
いつもなら、とりあえず相づちだけは
していたのですが、
心屋を知り、自分の気持ちを最優先に
することを学んだことが身についてきたのか
ふと相づちをやめてみました。
そういえば
数年前にアドラーの仲間に
カウンセリングしてもらった時
「お母さんの愚痴が始まったらどうするか
練習してみよう。」
って予習していたのを
思い出しました。
(なんだ、アドラーでもやってるじゃん！)
愚痴が始まったら
ひたすら
そっぽ向いたり
スマホいじったり
眉間にしわを寄せてみたり
すると、どうでしょう！
私の様子に気付いた母は
愚痴をピタッと止めました。
それから診察して帰るまで
ほとんどしゃべりませんでした！
理想は「私その話聞きたくない。」と言えれば
良かったのですが
耳の遠いい母に向かって
バスの中で大声でその言葉を言うのは
ハードルが高すぎたので
これくらいが自分的には上出来でした。
(数年前は、トイレに行きたいも言いづらかった。)
私、できた！
ちょうどその頃見ていたドラマ
「凪のお暇」とだぶるシチュエーション。
※ざっくり言うと、人生の主導権を母に握られていた凪が
お母さんから自立して、自分の気持ちを大切にするようになるお話。
いろんなことが重なって
今までのパターンを崩すことができました。
後から、「かわいそうだったかな」「傷ついたかな」という
気持ちが湧いてきたけど
振り払うように
「私は何十年も聴きたくない愚痴を聴いてきたんだ！
一回くらい聴かなくったって何でもない！」
と思えました。
そうなると
次の週にある検診は
気が重くてならないのですが
さて、どうなったのでしょう。
次回にお話しますね。
帰りに見上げた空
30分カウンセリング
60分 10,000円90分 15,000円 延長30分ごとに5,000円
やすみんはこんな人⇒こちら
