3
2
1
VON!
PREMIUM 3D STAGE「残響のテロル」!
先週末に千秋楽を迎えてから、早くも3週間を迎えようとしている。
それでもまだ言葉にできない想い。
だけど、言葉にして伝えたい、残したい。
そんな想いで綴ります。
注意、ちょっと長いよ。
テレビアニメの放送を終えて、およそ2年という月日が経った、今日、舞台化された「残響のテロル」。
今回、舞台で演じさせて頂いたハイヴという少女は、実際にアニメの方でも演じさせて頂いた役で。
舞台化の話を伺い、ハイヴ役としてオファーを受けたときは、何の迷いもなく、
「是非!」
と、即答。
舞台化ということだけでも、あの一夏の物語に、彼ら、彼女らに、再び会えることが、ただ、ただ、嬉しくて。
それだけにとどまらず、この「残響のテロル」の世界にハイヴとして生きることができる、その有難み。
本当に人生のご褒美だと思った。
それから稽古がはじまるまで、不安が0なわけではなかったけれど…
すぐに打ち解けた。
これもツートップのなせる技である。
こちらナイン役の松村龍之介さんとツエルブ役の石渡真修さん。
いやはや頼もしいお二人です。
御二方をはじめ、今回、初めてご一緒させて頂く方々ばかりでしたが、キャスト・スタッフ・関係者の皆様、本当に素敵で。
出会ったばかりなのに、もう大好き。
毎日のように、稽古に励んでは、時に他愛もない話をして。
作品について、役について、お芝居について、語り合う日々。
どこか当たり前のように感じていたけれど、そんな日常が、どれほど幸せで、どれほど尊いものであるか、改めて「残響のテロル」に考えさせられた。
舞台「残響のテロル」。
3Dステージならではの演出やストーリー展開がありつつも、彼らは、彼女らは、あの夏から変わることなく、けれど、より人間らしさ、人間くささを増して、そこにいた。
ハイヴも、また、そう。
彼女が生きたかった、彼女の「VON」を、この場所で…。
それを成し遂げることができたのも、自分以外の誰か、相手がいたから。
その自分以外の誰かとは、ハイヴにとってナインという存在であったり…
そのナインのそばにいたツエルブであり…
2人の共犯者であるリサで…
ハイヴを演じているのは、紛れもなく自分自身だけれど、言葉や感情、視線を交わす相手がいることで、彼女の知らなかった表情が、感情が、どんどん出てきて…。
はぁ…なんか…どんどん出てきちゃうな…ここに残しておきたいこと…(笑)
残そう。(キリッ
この物語では、みんなが誰かを想っていて、その想いを託すことで、生命を全うして、想いが紡がれていって…
それが、ナインであり、ツエルブであり、リサであり、柴崎であり、ハイヴで…
テロルに触れて、何かを感じたり、考えたり、人生のうちのほんの僅かでも時間をわけて下さった皆さんで…
それって、すっごく、VONだな…
そんなことをね、舞台を通じて、改めてね、幸せに思ったんですよ。
そんな舞台「残響のテロル」には、アニメ「残響のテロル」から…
ナイン役の石川界人さん、ツエルブ役の斉藤壮馬さん、
リサ役の種﨑敦美さん、
柴崎役の咲野俊介さんをはじめ、
「残響のテロル」を生み出し、作り、携わり、支えて下さった、たくさんの方々が駆けつけて下さいました。
アニメに、舞台と、この「残響のテロル」を通じて出逢えたすべての方々に感謝の気持ちを込めて…
ありがとうございます!
「VON」
それは、希望。
劇場に響いた、あのあたたかい拍手の残響…
忘れない。