オペラに似てる。すごく似ている。
 
先月、韓国に行ってきました。
韓国競馬に精通する牛山基康さんに案内していただいて訪ねたのは、ソウル近郊の利川市にあるソンス牧場。
メイセイオペラが亡くなるまでの1年半を過ごした牧場です。
 

ソンス牧場には、たくさんのオペラ産駒がいます。
1歳馬12頭のうち9頭と、生まれたばかりの当歳馬3頭。
メイセイオペラは最後まで、種牡馬として生き抜きました。
 

今年4月11日に生まれた男馬。最後の最後のオペラっ仔です。
オペラの栗毛や流星を受け継いだ産駒ばかりで、オペラの遺伝力に驚きました。
なかでもこの仔はそっくりです。
 

左は当歳時のオペラ。やっぱりそっくりだー!
 

メイセイオペラが韓国に遺した子どもたちに関する記事が、「うまレター7月号」に掲載されています。
うまレターは競馬場や場外馬券売り場で配布されているフリーペーパーです。ぜひご覧ください。
 
「最後は日本で余生を送ってほしかった」という想いが、心の奥でずっと疼いていました。
だけどオペラによく似た子どもたちの姿を見て、霧が晴れたような気持ちになりました。
メイセイオペラは私たちに、忘れ形見のデビューという楽しみを遺してくれた。
異国で血を繋いだオペラに、感謝しかないです。
 

ありがとう。やすらかに。
 

どうかどうか、晴れますように。
7月1日(土)最終レース終了後の「メイセイオペラ記念碑除幕セレモニー」まで、あと1日!
(事務局・井上)