吟とんの“魚とん“。
スープは完濁の白茶色、液温アッチッチ。
いきなりもわ~。
輪郭のユルい味が大重量でむんわり膨らみ、濃く高圧なうま味を鉛のように沈める。
麺は長さ10cmのベリーショート太麺、茹で加減普通。
太麺ゆえのダイナミック食感が強烈。
むちむち粘りながら、小麦の豊かな味わいの中に極濃スープをぐいぐいと喰い込ませる。
チャーシューはレアが4枚。
味わい鮮烈!
澄んだ肉の味が大量のジュースとなって流れ出し、舌をジャバジャバに洗い上げる。
後に残る黒コショーのほのかなビリビリ感が何気に乙。
吟とん、いつの間にかランチタイム大盛り無料じゃなくなったのな。
いつも夜しか行かんから知らんかった。
店内に掲示がないから、ん~?とは思ってたけど、支払いの時に思いっ切り請求されたし。
まあ別にいいけどよ。
限定の魚とん、毎年思うんだけど、キレがないんだわ。
もうちょっとこう、シャープにバシッとできんかね?
じゃなきゃ、鷄と豚の濃度を下げて、もっと魚介の風味をバッキバキに前に出すとか。
なんかアプローチの角度を変えて欲しいなー。
既存の味を。
ブッ壊せー!
魚とん:900円
麺増し:100円
あじたま:無料(クーポン使用)