夏季休暇に入りました!
今日から16日まで夏季休暇です。
訳あって4月から学会や委員会以外ずっと休みなしだったのでやっと一息つけました。
クリニックはもうすぐ三年目。めまい、耳鳴、難聴中心にますます諸問題に挑み解決していきます。
第一段は夏休み明けに今まで週二日だった補聴器外来を毎日午前午後行います。これは高齢化社会にも対応するためです。
第二段はめまいのリハビリを行う予定です。
初心忘れべからず
学生のころグループ作業ってありましたよね!?
今日は大学の授業も前期大詰めなのでグループ作業のワークショップで、テーマは
「難聴をゼロにするには」
をお題にしました。
さすが学生の発想は自由奔放ですね!
以下がその答えです。
国民全員手話必須
ヤンキー禁止令(騒音生難聴予防)
耳鼻科医はipsで治療
小学生に耳の聞こえ大事さおしえる
出産前に妊婦に聴覚スクリーニングがあること周知
でした。
私も学生の頃、自由奔放な発想をしていたのかな?
この歳になって学生と過ごすと初心に帰れます!
画像検査の進化
近年画像検査はかなり進歩しています。
X線、CT、MRIはもちろんですがSPECT、PETなど、これまで見えなかった病変
がわかるようになったり、機能までもだいぶわかるようになってきました。
X線、CT、MRIはもちろんですがSPECT、PETなど、これまで見えなかった病変
がわかるようになったり、機能までもだいぶわかるようになってきました。
ドイツWurtzburg大学ののレントゲン博士が1895年X線の発明をして世界に広がるのに約10年かかりました。
世紀の大発見で後にノーベル賞をとったことはあまりに有名です。
でもメニエールが発見したメニエール病(実は白血病の女性であり耳に出血してめまいを起こしたことを、
誤ってめまいは耳から起こると初めて報告)は世界に1年足らずで広まりました。
めまいは耳からも起こることは今ではあたりまえですが、当時はめまいは脳からおきるてんかんの一種ではないかと
考えられていたのです。
世紀の大発見で後にノーベル賞をとったことはあまりに有名です。
でもメニエールが発見したメニエール病(実は白血病の女性であり耳に出血してめまいを起こしたことを、
誤ってめまいは耳から起こると初めて報告)は世界に1年足らずで広まりました。
めまいは耳からも起こることは今ではあたりまえですが、当時はめまいは脳からおきるてんかんの一種ではないかと
考えられていたのです。
X線発明から100有余年で画像検査が大幅に進化しました。今日の科学は明日には古くなっているという事ですね。
科学は便利ですが万能ではない事を理解しないといけませんね。