「一流カウンセラーの技」と言うテーマで連載しています。

 

 

1. 観察眼

 

2. 多彩なアプローチ
 
3. 無我

 

 

今回は2回目
『多彩なアプローチ』
についてお伝えします。


一流カウンセラーは、
以下の3点からのアプローチ
をしています。

 

3つ全てをやっている人は

ごく稀ですが、

少なくとも1つはしています。



1. 複数の技法を使う

2. 現在、過去、未来
にアクセスする

 

3. イメージ、思考、体感

にアクセスする

 

 

  複数の技法を使う

どんな人にも、どんな問題にも

効果のある唯一無二の絶対的な技法

など存在しません。

 

ですので、一流と言われる人は

複数の技法を使いこなしているものです。

 

例えば、

クライアント中心療法の専門家であっても

認知行動療法やフォーカシングなど

いくつかの技法を取り入れています。

 

 

  「現在、過去、未来」にアクセスする

多くの心理学の流派は、

問題の原因を探ることを重視しています。

 

ところが、原因を探ったところで

良くなるとは限りません。

 

そんな時、一流カウンセラーは、
 

原因(過去)を探ることにこだわらずに

 

問題がどのようにして

起きているのか?(現在)

 

問題が解決したとしたら、

今と何が変わっているのか?(未来)

 

 

と言う具合に、

現在や未来にも探りを入れています。

 

 

  「イメージ、思考、体感」にアクセスする

凡庸なカウンセラーは

「考え方を変えれば、全て解決する」

といいます。

 

ですが、そんな簡単にはいきません。

「そんなふうに考えられないから

苦しんでいるんだよ」

となるのが普通です。

 

そんな時、一流のカウンセラーは、

イメージの書き換えをしたり、

体の感覚に意識を向けさせたりします。

 

私たちの意識には、

次の3つの領域があります。

 

・見えたり聞こえたりする

「外の世界やそのイメージ」に対する意識領域

 

・頭の中で考えている

「思考」に対する意識領域

 

・体がどんな感じになっているのか

「体感」に対する意識領域

 

そして、これら3つすべての領域に

意識を向けることで

気づきが生じます。

 

パズルのピースがそろった感じ

と言えば、分かりますか?

 

 

 

一流カウンセラーたちは、

そのことを知識として持っていなくても

経験的に知っていて

実践しているのです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回お伝えした

 

  • 複数の技法を使う
  • 現在、過去、未来にアクセスする
  • イメージ、思考、体感にアクセスする

 

を意識すれば、

あなたのカウンセラーとしての腕前が

格段に上達することは間違いないです。

 

次回は「無我」についてです。

お楽しみに。

 

 

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