僕が一番輝いていた頃
還暦を機に、人生を振り返っています。
60年の人生を振り返ると
「この時は、最高に幸せだったな」
と思える時期がいくつかあります。
今回は、そのひとつ
小学校5年〜中学3年までのことを書きます。
小2から40歳まで過ごした埼玉県新座市。
僕にとって「ふるさと」と言えばここになります。
ここでも「この人に出会わなかったら今の自分はない」
という恩師と出会います。
小学校5〜6年の担任 平井靖一先生です。
平井先生から、努力することの素晴らしさを教わりました。
教室の前には、次の言葉が掲示されていました。
できる できる かならずできる
できないと思えば できない
できると思えば できる
できる できる かならずできる
単純な詩ですが、
小学校5年から大学卒業まで
僕はこの言葉を座右之銘に生きてきました。
エピソードをひとつ。
(新座私立池田小学校:校舎に描かれた絵がシンボル)
既製服が着れない程の肥満児だった僕は、
体育は大の苦手でした。
小5のマラソン大会では、ブービーでした。
僕は奮起しました。
翌日から毎朝一年間、
マラソンコースを一人で走ったのです。
そして、1年後……
またしても、ブービーでした。
あれ、結局 努力は報われなかったじゃないの?
成果はすぐには現れない
成果は、すぐに現れるとは限りません。
中学2年のときには、
1,500m走でクラス1番になったのです。
おそらく学年8クラスでも10位に入っていたと思います。
そんなわけで、中学時代は
体育の成績でも5を取れるようになりました。
元々得意だった勉強も
やればやるだけ伸びました。
予備校の模試で出た数学の難問を
教師に質問しにいくと
職員室で数学と理科の教師が
総動員で解いてくれました。
今振り返ると、
恐ろしいほどの吸収力です。
(新座私立第三中学校:学校の敷地の外周を走った走った)
10代の努力は一生もの
当時は時代的に
「努力と根性」
が美徳とされていました。
昨今は
「努力するなんてカッコ悪い。
好きなことだけしていれば
いつの間にか成功できる、
幸せになれる」
という考え方が主流です。
でもね、あえて言わせてもらいます。
10代は、とことん努力したほうがいい。
だって、こんなに
やればやるだけ上達できるって
10代でしか経験できないことだから。
30歳過ぎると、
勉強しても頭に入ってこなくなるし、
ちょっとハードな運動をすると
体を壊しちゃうからね。
60歳近くなると
頑張りたくても
体も気力もついてこなくなる(^_^;)
人生には、その年代でなければ
経験できないことがあります。
そのひとつが、
10代での努力!
10代での努力は一生ものです。
好きなことなんて、
その時その時で変わっていく。
10代のとき努力して身につけたことは、
好きなことが何であれ
何歳になろうと
好きなことをするための役に立つ。
あなたも、10代の努力が、
今のあなたをどんなに幸せにしているか、
振り返ってみてくださいね。
多くの一流カウンセラーを生み出してきた
矢野惣一の個人セッションが
自宅にいながらオンラインで受けられます。
矢野惣一のマンツーマン心理療法