母を抱きしめる | ピエリーの目指せ!!肝っ玉かぁちゃんへの道

ピエリーの目指せ!!肝っ玉かぁちゃんへの道

はじめまして、ピエリーです。
ご訪問ありがとうございます^_^
3人の女の子のかぁちゃんです。
"いいお母さん"ではなく、どんな出来事からも学び成長できる"肝っ玉かぁちゃん'を目指しています☆
どうぞ、よろしくお願いします。

最近、小学3年生になった長女との関係に
悩んでいた。


まぁ、いっつものことだけど(笑)


反抗期に入ったのか
ぶつかる毎日。


どうしたもんかと悶々としていた。



そんなとき

5/28に参加させていただいた
親子ミュージカル
大阪おとだまことだま団として


演出家の田山先生が手がけられてきた
神戸の震災復興支援のチャリティーコンサートの一部に出演させていただけることになった。


その練習に向かう
日曜日の昼下がり
乗りこんだ電車の車内。



たまたま目の前に座った親子。


2歳くらいの女の子と
お父さん。


手には
缶の口が空いてるチューハイのロング缶。



なんだか周りにおびえながら
チューハイの缶を
お守りのように握りしめ



眠そうな娘ちゃんを
寝かしつけている。





涙があふれてきた。





真昼間の車内
子ども連れで
缶チューハイ片手って
社会から非難される姿。



けれど、そのお父さんは
愛おしそうに
娘ちゃんの隣に座り
片手で抱き寄せ
肩をたたきなながら
寝かしつけていた。



娘ちゃんが寝たあと
缶チューハイのロング缶を
ゴクリと、、、
ひとくち。


周りの目を気にしながら
必死で頑張ってる様子に
私には見えた。



私の中の小さな子どもが泣いた。


「お母さんを責めないで」

「お母さんを怒らないで」


私の母は弱かった。


昼夜逆転生活に
鎮痛剤
睡眠薬
咳止めシロップが手放せなかった。


薬が買えないときは
アルコールを飲み
急性アルコール中毒で
救急車で運ばれることもあった。



トラブルが絶えなかった。



そんな母は非難されることばかりだった。


小さな私は
そんな母を見て
私だけしかお母さんの味方はいない。


私がお母さんを守らなくてわ
そう思っていた。


でも、高校生にあがる頃
母のやっていることの矛盾を
見すごさなくなりはじめ
意見をした。


それではいけないと!




それから、私はずっと母を責めて続けていた。



頑張れない母を。
ちゃんとできない母を。





目の前の缶チューハイの缶を持った
お父さんを見て、
やっとわかったんだ。



私は母が大好きだったからこそ
弱さを超えられない母が許せなかった。


弱い母が許さなかった。
自分の弱さが許せなかった。


そして、だれより
娘の弱さが許せなかった。



でもね、目の前の親子を見たとき
抱きしめたんだ。


母の弱さを。





目の前のお父さんが
缶チューハイを飲みながらでも
頑張ってるように



母も頑張っていたんだ。


母はしんどいなか
どうしていいかわからない中
必死で私を愛してくれていたんだね。




目の前の親子の幸せを
ただ祈った。

目の前の親子に
どうか手助けがありますように。


子どもを守らなくてはいけない。


でもね、守られる子どもの私は
思ってたんだね。


どうかお母さんを助けて


って、、、。



どうかダメな母をいじめないで、、、。


って。




それと同時に
私はそんな母を見ていたから
周りから非難されない子に
育てなくてわ!って強く思ったんだ。



でも、違った。


娘は娘のままでいい。


もちろん、課題はあるけれど


彼女は私のための人生を歩くために
産まれてきたわけではないんだね。



あなたはあなたの人生を歩むために
この地球に産まれてくることを
決めたんだよね。



あなたがお腹にいるときに
私はあなたに繰り返し
声をかけた。



「どうか
あなたは私が何と言おうとも
周りが何と言おうとも
あなたはあなたの人生を歩くんだよ。」




それは、お腹にいるとき
あなたからのメッセージだったのかもしれないね。




「私は私の人生。


どうか、私のいのちの邪魔をしないでね」
って。


あなたを授かる前に
色々なものを通して
たくさん見たよ。



子どものまわりの大人は
いのちの邪魔をしないことだって。






当たり前のこと。



だけれど、私にとっては


あなたのいのちを信頼し
見守るということが


どれだけ大変なことなのか
わかっていたのかもしれない。



それを覚悟で私の元を選んでくれたとしたら
あなたは本当に勇氣のある持ち主だね。





あなたは決して私を苦しめるために
目の前の出来事を起こすのではないね。



こうやって
私とお母さんが紡いできた
勘違いを紐解いてくれる
きっかけを与えてくれくれたんだね。


いつもあなたはいのちいっぱい
私にいのちを教えてくれて
ありがとう。


お母さん
薬を飲みながら
私を一生懸命育ててくれて
ありがとう。



そうだったね、お母さん。


私はあなたから学んだ。


子ども育むとき


子どものいのちを守ることと同時に

その大切ないのちを育む
お母さんのサポートが必要なんだって。


だから私は
自分の苦しさを通して
自分を取り戻す方法を学んできたんだね。



いのちが喜ぶほうに
生きることを。


生きていることは
大変なこともいっぱいあるけど
実は楽しいことなんだって。


産まれてきたことは
喜びなんだって。



それを導いてくれたのは
どんな時でも子どもたちだったんだね。



もしかして、
私たちは約束してきたのかもしれないね。



この地球に産まれてきたことを
楽しむこと


そして、楽しめるよう
親子のサポートをするのを
お母さん、私、娘と
三世代で約束してきたのかもしれない。



すべてに意味があり
すべてに意味がないとしたら


そこに意味をつける自由を
与えられているとしたら



私はこれを選ぶよ。



私が体験してきた
すべての悲しみも
いのちの約束のためだとしたら
私は私のいのちを楽しみ
そしてこの地球で出逢う
70億分の1とのいのちの出逢いを
楽しむよ。



過去も今も
胸をえぐられるような体験も


その先にある光に出逢うための
脚本なのかもしれない。



そうだね、この人生という舞台
私に与えられた役割を
この毎日という舞台で
思いっきり


泣いたり
笑ったり
怒ったり
苦しんだり


楽しめばいいんだね。



たまたま目の前に出逢った親子。


出逢ってくださり、ありがとうございます。


私のいのちを鼓舞してくださり
ありがとうございます。


どうか、幸せでありますように。



私は悩み苦しみながら
やすらぎを見つける
肝っ玉かぁちゃんセラピストとして
生きていきます!


あなた達、親子が思い出させてくれたことを
次の人に繋いでいきますね。



愛感謝☆ピエリー

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