1956米
監督:ジョージ・シドニー
出演:タイロン・パワー、キム・ノヴァク、ヴィクトリア・ショウ

1930年代から40年代に活躍した実在のピアニスト、エディ・デューチンの伝記映画。

ライスマン・オーケストラのピアニストとして採用されたエディ・デューチン(タイロン・パワー)は、しばらくして装飾家のマージョリー・オルリックス(キム・ノヴァク)と結婚。その後、オーケストラを結成する。
しかし、子どもを産んだ直後、妻のマージョリーが急死。失意のエディはバンドを解散し、戦争に従軍する。

終戦後、子どもの教師チキータ・ウィン(ヴィクトリア・ショウ)と愛し合うようになるが、エディには新たな不幸が忍び寄っていた。




全編に流れる美しい音楽。

中でも、"トゥ・ラヴ・アゲイン"は名曲です。


ピアノの演奏シーンでは、しっかりタイロン・パワーの手元を映しており、手の動きも本職はだし。いかにパワーが訓練を積んだかが分かろうというものです。
実際にはカーメン・キャバレロが吹き替えているのですが、それを感じさせない名演技です。

音楽については数々の見どころ、聴きどころがあります。

"トゥ・ラヴ・アゲイン"をはじめ、多くの名曲が演奏されるほか、戦地で地元の子どもと一緒にピアノを弾いたり、ラストで息子と連弾するシーンに感動することうけあい。

スタンダードな曲が好きな人にはぜひ見ていただきたい映画です。


予告編






ブログパーツ