浅田次郎著「王妃の館 上」を読みました。


パリを訪れる者すべてが憧れるという超高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」。


このホテルに何とダブルブッキングが!
しかもそれはツアー会社が意図的に行ったものだった。。

ふたつのツアーをめぐって繰り広げられる珍騒動の数々。
しかし珍騒動だけでは終わらないのが浅田作品。

笑いながら泣き、泣きながら笑う、という人情味あふれた痛快娯楽小説。


水谷豊主演で同名映画が公開中という絶妙のタイミングで読み始めましたが、映画の出演者を思い浮かべながら読むと、可笑しさが倍増するかもしれません。

面白いです。これから下を読みます。


王妃の館〈上〉 (集英社文庫)/浅田 次郎

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