映画は観たけれど記事にしないまま終わってしまう作品が半分ぐらいあります。何を書くか考えているうちに時間が経ってしまったり、書くほどではないと思ったり。アクション系の映画はレビューするのが苦手なのでそのままになってしまうこともよくあります。

今日は、今年の1月、2月に観た映画34本の中で記事にしなかった作品16本をまとめておこうと思います。と言ってもアクション系の9本はコメントしていません。


以下、順不同です。


「スター・ウォーズ エピソード4」(1977)
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」(1980)
「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの復讐」(1983)
「96時間」
「96時間/リベンジ」
「カリフォルニア・ダウン」(2015)
「ファンタスティック・フォー」(2015)
「アントマン」(2015)
「キングスマン」(2014)

一言だけ。「スター・ウォーズ」シリーズは言わずもがなですが、「ファンタスティック・フォー」以外は面白かったです。



「山のトムさん」(2015)
小林聡美、市川実日子、光石研、高橋ひとみ、もたいまさこ

小林聡美演じる作家が東京を離れ、息子とともに田舎に移り住む。一緒に住むのは友人(市川実日子)。ここに光石研や高橋ひとみ、もたいまさこなど、常連さんが加わって、田舎暮らしの淡々とした日常が描かれます。文字通り淡々と。大きな事件はおろか小さな事件もない。本当に何もない。それでも最後まで観られる不思議な作品。ネズミ対策に飼われたトムという猫に癒されます。WOWOWのドラマですが、DVD化されるようですし面白かったので挙げておきます。

完成披露試写会




「兵隊やくざ」(1965)
勝新太郎、田村高廣、淡路恵子

太平洋戦争のさなか、ソ連と満州の国境近くに駐屯する軍に配属された大宮貴三郎(勝新太郎)。やくざの用心棒だった大宮は、上官だろうが何だろうがお構いなし。理不尽なやつは平気で殴り倒す。これが痛快そのもの。大宮の指導係の田村高廣もいい味を出しています。女郎役の淡路恵子さんが色っぽい。見えそうで見えないカメラワークが憎い。

予告編




続 兵隊やくざ(1965)
勝新太郎、田村高廣、小山明子

一作目のラストで軍隊から脱走し、汽車の先頭車両を乗っ取って逃走したもののあえなく脱線転覆。病院に入院したあと軍隊に連れ戻される。その後の展開は一作目と同様、上官を上官とも思わない破天荒な行動が痛快です。ラストは小山明子さんを連れての脱走劇。当時30歳ごろの小山さんが美しい。

予告編は見つかりませんでした。



「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015)
トム・ハンクス、マーク・ライランス

米ソ冷戦時代に行われたスパイ交換をめぐる実話を緊迫感あふれる映像で描き出す。ラストの30分ほどは手に汗握る攻防が展開します。トム・ハンクスもですが、マーク・ライランスも上手いですねぇ。ライランスがアカデミー助演男優賞を受賞しました。それにしても一般人にこれほど重要な役をさせるとは驚きです。

予告編




「プロジェクト・アルマナック」(2014)
ジョニー・ウェストン、ソフィア・ブラック=デリア

大学生のデヴィッド(ジョニー・ウェストン)が少年時代のビデオを見ていたとき、そこにいるはずのない現在の自分が映っていることに気が付く。父親が遺したタイムマシンの設計図を見つけたデヴィッドは友人とともにタイムマシンを完成させる。そして真相を解明するべく友人とともに過去へと飛ぶことになる。初めのうちは何でもないタイムトラベルに思われたが、徐々に将来に影響が出始める。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「バタフライ・エフェクト」(2004)を思わせる部分もあります。

予告編




「6才のボクが、大人になるまで。」(2014)
パトリシア・アークエット、エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイター、イーサン・ホーク

ひとりの少年の6才から18才までの成長を描いた作品。平均的な家族よりは波乱がある。しかし波乱万丈というほどでもない。少年から青年までを同じ人物(エラー・コルトレーン)が演じているので、あっ!少し成長したなとか、少し太ったなとか、を感じるのでやや戸惑いながらの鑑賞でした。パトリシア・アークエットがアカデミー助演女優賞を受賞したほか、作品賞など5部門でノミネート。

予告編





「フォックスキャッチャー」(2014)
スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ

実際にあったオリンピックのレスリング金メダリスト射殺事件を扱ったものですが、とにかく重い。精神を病んでいたというジョン・デュポン役のスティーヴ・カレルの演技がすごくて、終盤は画面を正視できないほどの圧迫感を感じました。去年のアカデミー主演男優賞にノミネートされたのも納得です。

予告編







ちなみに記事にしたのは、

「艦隊を追って」
「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」
「虹の女王」
「サンシャイン/歌声が響く街」
「ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男」
「レッツ・ダンス」
「マダム・イン・ニューヨーク」
「駆込み女と駆出し男」
「アヴェ・マリア」
「小連隊長」
「オデッセイ」
「マエストロ!」
「最高の人生のつくり方」
「ムーンライト・ベイ」
「テッド2」
「ティファニーで朝食を」
「クーパー家の晩餐会」
「マイ・シスター・アイリーン」

の18本でした。





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