やっと病院の退屈な生活から解放され、自宅と通院の両面でのリハビリが始まったわけですが、確かにリハビリの先生が言っていたように、自宅にいると否応なしに体を動かすことになるため、嫌でもリハビリになりますね。

昨日は午後11時にベッドに入り、今朝は6時に起きて、自宅の周り(100メートルぐらい?)を数分かけて歩きました。

6時に起きるなどというのは何年もなかったことです。病院では9時消灯、翌6時起床というとんでもなく早寝早起きでしたが、自宅に帰ってからは以前の午前11時半就寝、午前7時起床から若干早寝早起きとなりました。


さて、昨日は「僕だけがいない街」(2016)という映画を観たのですが、当初は記事にするつもりはまったくありませんでした。しかし観終わったあと、意外に面白かったので、備忘録のような意味合いで書き残すことにします。


2016年 日本
監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也、有村架純、中川翼、石田ゆり子、鈴木梨央、及川光博



2006年。売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)はピザ屋でアルバイトをしながら日銭を稼ぐ日々。同僚には愛梨(有村架純)がいる。

ある日、悟の母親佐知子(石田ゆり子)が殺された。

佐知子が殺された原因が18年前、1998年に起きた連続誘拐殺人事件にあると睨んだ悟はいきなり18年前に引き戻される。

これはタイムスリップではない。時代が18年前に遡ってしまったのだ。

しかし少年時代の悟(中川翼)の意識には2006年のものが残っている。

悟は連続誘拐殺人事件の犠牲となった同級生の雛月加代(鈴木梨央)を救おうと考える。

欠席がちの加代を調べるうち、加代は母親とその恋人から虐待を受けているのではないかという疑いを持つ。

悟は、担任の矢代(及川光博)に相談したところ、すでに児童相談所に通知しているという。

こうして加代は児童相談所に預けられることで、誘拐され殺害されるはずだった運命から逃られることになる。

しかし犯人は別の少女を狙っていた・・・。



原作は人気コミックだそうです。

タイムスリップではなく、〝リバイバル〝と呼ぶんだそうですが、事件や事故が起きると、その直前まで時間が巻き戻り、その結果、事件や事故を未然に防ぐことができるというもの。


時間が巻き戻るという設定はなかなか面白い。

真犯人は意外な人物ですが、サスペンス好きの妻はこれを見事に言い当てました。

冷静に見れば、なるほどそうかということになるわけですが、普通に見ていてはなかなかそうは思わないでしょう。


タイムスリップではないけれど、"時間軸"があれこれ移動する映画が好きという人にはおすすめしておきます。


予告編






ブログパーツ