2年4か月ぶりの更新です。

体は元気ですが、事情があって記事を書くことができませんでした。

今回、「ブログを書く」を開いてみるとだいぶ仕様が変わっていて戸惑いましたが、とりあえず写真やリンクはなしでこの記事だけアップします。

今日は、「4Kテレビがやってきた」です。

先日、我が家にも4Kテレビがやってきました。当初は、来年のオリンピックまでにはと思っていたのですが、一度調べ始めるともう止まりません。一年前倒しでの購入となりました。

以前、我が家のAVシアターシステムについて書いたことがありますが、今回スピーカー以外のものをすべて一新したのでそのことを書いてみようと思います。

1. テレビ

ソニー BRAVIA KJ-65A9G

4Kチューナーを内蔵した有機ELテレビで65インチです。

当初、有機ELにするか液晶にするかで悩みました。しかし、家電量販店で有機ELと液晶の画質を比較してその差を目の当たりにしてからは有機EL以外の選択肢はなくなりました。

毎年、6月から7月にかけて各社が新製品を出すということは分かっていたので、日ごろからウォッチはしていました。そんな中、ソニーが6月初めに新製品を出すという記事を目にし、その後ネットや家電量販店のスタッフから情報を収集し、ソニーにすると決めたのです。

今回発売されたシリーズでは、55インチ、65インチ、77インチの3機種が提供されています。

今までは52インチだったので、55インチではあまり変わり映えしないと思いパス。77インチは値段的に高すぎて手が出ず。残った65インチがサイズ的にも我が家のリビング(約18畳)にはピッタリでした。テレビからの距離は約2mで見ています。

2. ULTRA HD ブルーレイレコーダー

パナソニック DMR-SCZ2060

4K放送を見るだけでなく、好きな映画も4K画質で見たいですし、4K放送の録画もしたいものです。そのためには、4K ULTRA HD ブルーレイのソフトが再生でき、4K放送を録画することが可能な機器が必要となります。

そこで買った機器がパナソニックのDMR-SCZ2060です。
4Kチューナーを内蔵したULTRA HD ブルーレイレコーダーで容量は2TB。従来から使っていて使い勝手のいいパナソニックにするというのは初めから決めていました。

4K放送は容量を食うので、放送画質そのままで録画するには2TBでは少ない気がしますが、購入時にはパナソニックでこれ以上の容量を持つものはありませんでした。ただ購入直後に、4TBのものが発売されたのは痛恨でしたが・・・。

3. 外付けHDD

バッファロー(箱を捨ててしまったため機種名不明)

4K放送を放送画質そのままで録画すると2TBではあっという間に容量がなくなってしまいそうです。そこでUSBで外付けで接続できるHDD(2TB)を購入しました。
バッファローでもIOデータでもいくつか対応するHDDがあるようですが、その中から良さそうなものを選びました。

外付けHDDはテレビにも、レコーダーにもつけることができます。最初にレコーダーにつけてみました。

ところがこれが思わぬことに。
レコーダーのリモコンの動きがおかしくなったのです。

録画予約をしようとして、番組表を出し、右左に移動させながら録画したい番組を探すときにリモコンの動きが極端に遅くなったのです。翌日の番組に移動させようとしても翌々日に飛んでしまったり。あれこれやってみたものの状態は改善せず。

これはレコーダーに外付けでつけたことが災いしているものと思い、次にテレビに外付けでつけてみることにしました。しかし今度はテレビがHDDを認識してくれません。

おそらく、レコーダーから外すときにおかしくしてしまったものと思われます。そこでPCにつないでHDDをフォーマットし直しました。そしてテレビに再接続。今度はちゃんと認識してくれました。リモコンの動作も正常です。

3. 右旋/左旋対応のBS/CSアンテナ

TOSHIBA(製品名不明)

我が家ではWOWOWに加入しています。確か、1991年に加入したと記憶しています。開局当初、ガール・クレイジー(1943)やゴールド・ディガース(1933)といった旧いミュージカル映画が放映されており、せっせと録画したものです。

WOWOWにはかなりの思い入れがあり、今後も加入し続けるつもりです。

いろいろ調べるうち、今のBS/CSアンテナは右旋対応であり、来年12月に放送が開始されるWOWOWの4K放送を視聴することができないことがわかりました。これを視聴するには、BS/CSアンテナを左旋対応のものに交換する必要があります。

まだ先の話ですが、どうせなら一気にやってしまおうと思い、BS/CSアンテナも右旋/左旋両方に対応したものに交換しました。これで、8Kに対応したテレビがあれば8K放送も見ることができます。

4. アンプ

ONKYO TX-L50

これまでも映画を見るときは、アンプ経由で5.1chサラウンドで鳴らしていましたが、13年前のアンプであるため、最近の4KやHDR(ハイダイナミックレンジ)、Dolby Atmosといったテクノロジーに対応していませんでした。今回、テレビの買い替えにあわせてこちらも買い替えました。これにより映像や音が格段に向上しました(はずです)。

5. Apple TV 4K

これまで使っていたのはApple TV。映画をレンタルするのに使っていましたが、これを4K対応のものに買い替えました。映画によりますが、Apple TVが4Kとして提供している作品をレンタルすれば4K画質で見ることができます。

昨日、「キャプテン・マーベル」をレンタルしました。残念ながら4Kでは提供されていなかったのですが、十分映像は美しかったです。途中、コーヒーブレイクで10分ほど一時停止していたところ、突然どこかの夜景に切り替わりました。Apple TV 4Kが提供しているスクリーンセーバーだと思いますが、これが息をのむような美しさで驚愕。

6. その他

その他、いくつかの部品の交換を行っています。

隣室でもWOWOWを見るため、リビングから電波を分けるのに使っていた分配器を右旋/左旋対応のものに交換。

ULTRA HD ブルーレイレコーダーからアンプ経由でテレビにつなぐHDMIケーブルをソニーのプレミアムハイスピードHDMIケーブルに交換。4K画質で見るためのものです。

Apple TV 4Kからアンプ経由でテレビにつなぐHDMIケーブルをBelkin Ultra High Speed 4K HDMIケーブルに交換(Apple Storeで売っていました)。


設置が終わり、YouTubeやAbematvなどひととおり確認したあと、地デジとBS、そしてBS4Kを見ると、驚きの高画質に感動しました。

4K放送でない地デジや通常のBSでさえもものすごく美しいのです。今まで見ていた番組がまったく別の番組のように見えました。一言でいうと色が鮮やかになりました。BS4Kの美しさは言うまでもありません。

そして満を持して、4K ULTRA HDのソフトとして購入しておいた「メリーポピンズ リターンズ」を鑑賞しました。

最高でした。

作品のレビューは別の機会に譲るとして、4K ULTRA HDの圧倒的な高画質。マンションであるため、普段はあまり音を大きくできないのですが、今回は特別に妻にお願いし、かなり音を大きくして5.1chサラウンドで見させてもらいました。やっぱり映画は音で見るものという持論。このことを実感させてもらいました。

このソフトには、4K ULTRA HDのほかに通常のブルーレイも同梱されています。そこで4K ULTRA HDを見たあと、通常のブルーレイでも見てみました。その差は歴然でした。

4K ULTRA HDのほうがはるかに映像のきめ細やかさ、色の鮮やかさで優っていました。通常のブルーレイでも十分キレイなのですが、4K ULTRA HDを見てしまうと物足りなさを感じます。ただ、まだまだ4K ULTRA HDは高いので、なかなか一気に揃えるというわけにはいきませんが。


というわけで、なかなか映画館に行くことができない中、今まで以上に自宅で映画を楽しむ環境を整えることができました。


さて、これからもこのブログを更新し続けられるかということですが、正直自信はありません。しかし、右側のメニューにある「映画:ミュージカル・音楽・ダンス」での映画紹介はまだ道半ばです。現時点で紹介済みの映画は112本。残りは少なくとも200本はあります。仮に一週間に1本としても一年で50本。4年はかかる計算です。

中にはあまり好みでないものもあるので、1930年代~1950年代といったミュージカル映画の黄金期に絞った作品を中心に取り上げたとして・・・それでも100本程度はありそうです。

ミュージカル・音楽映画でなくても基本的に映画は何でも見るので、なかなか大変ではあります。あまり期待しないでお待ちいただければと思います。