映画「オズの魔法使」(1939)から生まれた名曲で、アカデミー歌曲賞を受賞。
作曲:ハロルド・アーレン(Harold Arlen)
作詞:エドガー・イップ・ハーバーグ(Yip Harburg)

2001年に全米レコード協会が発表した「20世紀の歌」で第1位に選ばれています。また、2004年にアメリカン・フィルム・インスティテュートが発表したアメリカ映画主題歌ベスト100でも1位になっています。

作曲のハロルド・アーレンは、先日ブログを書いた「ストーミー・ウェザー」(1943)の主題歌"ストーミー・ウェザー"を作曲した人でもあります。

「オズの魔法使」の公開にあたり、ジュディ・ガーランドがこの曲を歌うシーンがカットされそうになったというのは有名な話ですね。
もしカットされていればこの名曲は世に出なかったわけで、ちょっとしたきっかけで名曲が生まれたり生まれなかったりするという話はよく聞きますね。

聞くたびに涙腺が緩む曲のひとつです。

一時期歌手を目指していた娘が、学園祭でこの歌を歌いました。今は夢破れてOLをしています。


まったくテイストの異なる3人のアーティストによるパフォーマンスを選んでみました。

まずは映画「オズの魔法使」からジュディ・ガーランドが歌うシーン。



次は、2017年5月22日のアリアナ・グランデのコンサート直後に起きた自爆テロ事件の被害者を追悼するため同年6月4日に行われたチャリティコンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」の映像。
アリアナの熱唱に超満員の観客が涙し、アリアナ自身も感極まって歌が中断するという、感動的な映像。



25枚持っているエディ・ヒギンズのアルバムの中から、「Dear Old Stockholm」に収録されている録音。