「みがく」に来た子ども達(小学生)は、こんな順番で学習していきます。

 

 

読書(15分)→書写(15分)→メイン課題(60分)

 


今回は「書写」について。

子どもには「子ども新聞」記事を自分で選び、15分間でできるだけ早く正確に書いてもらいます。

 


国語力のある子は、3つの共通した特徴があります。

 

1. 筆圧が強い

最近は筆圧が弱い子が増えているので、鉛筆BがHBよりも売れているそうです。

なぜ、筆圧が弱くなっているかは諸説あると思いますが、
私は姿勢が悪いからだと思います。

 

姿勢が悪い子で筆圧が強い子をみたことがありません。
筆圧が弱いと思ったら、まず姿勢を直してあげることから始めると良いと思います。

また、日常生活で体を動かしていないので、
筋肉が弱く体を支えていられない→姿勢が悪い

とつながるので、外遊びをたくさんすることも重要だと思います。

姿勢がよくなり、字もしっかりと書けるようになったら一石二鳥ですよね。

 

2. いろんなジャンルの記事を書く


子どもによってはスポーツ記事のみ、5回に1回は同じ記事を書く子もいます(笑)
一方、国語力のある子は様々な分野の記事を書いています。

 

「意図的にそうしている」というよりは、「記事の中でまだ書いていない記事があるのが嫌だから」といったように私には見えます。

(実際、そう言っていた子もいました)

 

結果的にですが、どの分野にも苦手意識を持たなくなっていくのかもしれません。
 

 

 

3. 15分で2、3記事を書きかつ直しも少ない


早く正確に書き写しできるということは、単に書くスピードが早いだけでなく、読む力も正確で早いことが推測できます。

そのため、
・長文でも読むのが早く、問題までたどり着かないということがない。

・問題文の意図を正確に汲み取れる(=「思い込み」が少ない)

 

書写は、子ども新聞でなくても絵本や教科書でもいいと思います。
ぜひ、ご自宅でもチャレンジしてみて下さいね。

たった15分の積み重ねが、国語力UPにつながります。
ただし、即効性はありませんので最低1年間は続けてみて下さいね(^^)