12月13日に公開の周防監督作品にまつわるイベントに行ってきました

池袋コミュニティカレッジでのセブンシネマ倶楽部
月々のテーマに沿って多彩なゲストさんが映画の楽しさを語る映画好きにはたまらない企画が満載みたいですラブ




今回は『カツベン』ライヴとして実際に活動写真の弁士としてご活躍の坂本頼光さん
そして楽士の坂本真理さん
同じ姓ですがたまたまで姻戚関係はないんだそうです



真理さんなぜかみんなおねんね写真になっちゃいました笑い泣き
ごめんなさい
大変チャーミングな素敵な方です

さてさて、『カツベン』
活動弁士を夢見る青年のお話なんですが
活動写真って無声映画でそこに弁士さんが独自のおしゃべりをつけて盛り上げるという
ちょっと今からは大分雰囲気の異なる映画の世界
どんなかなぁって興味がありました。

坂本頼光(らいこう)さん
私、大変失礼ながら存知上げませんでしたが
映画の中で弁士を演じる俳優さんの指導を行った方で、何と映画にも出演されているそうです

今日はその頼光さんを弁士として
『私のパパさんママが好き』
『石川五右衛門の法事』
『天国その日帰り』
の3作品を上映、鑑賞させていただきました

いやもう、何だかびっくりびっくり

ストーリーも大分ハチャメチャなんですが
頼光さんの語り口が大変な迫力と絶妙なスピード感で
グイグイ引き込まれてしまいます
というか、追いていかれまいと必死に着いていくって感じもありましたチュー

コメディの世界なので基本、面白くて笑えるんですが
ちょっと一昔、二昔程前の時代背景なので
ピンと気にくい部分もあるにせよ、日本人の笑いのセンスってこうゆう所からなのかな~
なんて思ったり
色々考えが巡りました
どんな風に当時の皆さんが楽しまれていたのか
観客の様子など知る資料とか調べてみたくなりました

おしゃべりを付けるのは頼光さんなので
やっぱり頼光さんワールドになるんだそうです
弁士さんが変われば雰囲気も変わるという事

そこも魅力の1つなんですね花束

そして楽士さんの真理さんがつける音楽と効果音ルンルン
これがまた重要な位置を占めていました
色々な楽器や楽器ですらない物を手作りで工夫されて映画の中の音を作り上げているんですねキラキラ
これがまた楽しくて
真理さんの音に関するお話だけでも講座ができちゃいそうです

頼光さんの出演部分のお写真や俳優さんのお話
集められている活動写真のポストカードなどの貴重なコレクションも見せていただいたり
見所、聞き所満載の企画

最後に見せていただいたのが
水木しげる先生を敬愛されている頼光さんの製作アニメ作品『サザザさん』です

これがポーン
サイッコーにシュールドクロ

個人的にシンプソンズやウサヴィチなどの
ちょっとブラックなユーモアが好みなので
ハマりますねおばけ
全ての方におすすめって訳には行きませんが
DVDデッキを持っていたら全部購入したいところでした

頼光さん4つもの作品をこなされて
すごく体力が必要だったんじゃないかと思います
観客としては今まで知らなかった世界を知って
大変素敵な時間を過ごさせていただきました
ぜひ機会を見つけて他にも出掛けてみたいと思います

頼光さんも真理さんもそれぞれ
Twitterアカウントをお持ちです
ぜひフォローしてみてください
新たな世界観にチャレンジしてみてください

そして肝心の映画
映画はこれから公開ですが
期待いっぱいになりました
頼光さんの出演場面も探しながら
弁士さんの世界を楽しみたいと思いますラブラブ
皆様もぜひご覧になってくださいね✨



そして会場の池袋コミュニティカレッジは非常にたくさんの講座をされていて
体を動かす健康的な事から細かい作業の文化的な事、歴史探訪的な物やら大変珍しい物まで
こちらもぜひチェックしてみてください!!

それぞれ簡単な紹介になっちゃいましたが
長くなり過ぎちゃうのでこの辺でパー