マウイ島の夕焼け、相変わらず美しいです。

 

今日は、

だいぶ広まっている

シャンパンタワーの法則について

書いていきます。

 

 

 

●小林麻央さん「シャンパンタワーの法則」で自身の気持ちつづるhttps://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/05/kiji/K20161205013853470.html

 
 
 
など、芸能人の方も伝えています。

 

ぼくが2008年につくったのが、シャンパンタワーの法則、

人間関係の在り方をシャンパンタワーに見立てて説明しています。

シャンパンタワーとは、シャンパングラスをピラミッド型に並べて、


1番上のグラスからシャンパンを注いでいくセレモニーのことです。

ここでは
バランスライフに必要なシャンパンタワーの法則について

深めたいと思います。



# 人生のバランスをとること

1番上のグラスからシャンパンが注がれると、
グラスから溢れたシャンパンが2段目、3段目、そして、全体へと伝わり、
タワーが完成するというものです。

ぼくはあのセレモニーを見ていて、
グラスがシャンパンで順番に満たされていく様子が、
人間関係のエネルギーの流れと似ていることに気づきました。


シャンパンタワーの1番上のグラスが自分自身、
2段目は家族やパートナーなどの身近な人たち、
3段目は会社の同僚や友人たち、
4段目はお客様や地域の人たちに見立て、シャンパンはエネルギーと考えます。


では、タワー全体を人間関係として捉えたとき、
あなたはどの段のグラスからシャンパンを注いでいるでしょうか?

責任ある役目を担っている人や組織に属している人の場合によく見られるのが、
上の段にはかまわず、
いきなり4段目のお客様や地域の人たちからシャンパンを注ぐケースです。


自分の役目を果たそうと一生懸命になるあまり、
自分や近しい人のことはさておき、遠くにいる人からシャンパンを注ぎ込むのです。

また、
3段目の会社の同僚や友人たちから先にシャンパンを注いでいるケースも多いようです。


結婚している女性の場合、特に専業主婦の方たちなどは、
2段目の家族のグラスに自分のシャンパンをすべて注ぎ込んでいる人もいます。
でも、そうしていると、自分のグラスはいつまでも空のままです。


その状態で、
人生のバランスをとることができるでしょうか?
あなたは誰かに何かをしてあげたことで、相手から思ったような反応が得られず、
「こんなにしてあげたのに!」と思ったことはありませんか?

もし、あったとしたら、それは自分のグラスが空の状態だったからです。
人は、自分のグラスが空だと、他人からエネルギーを奪いたくなります。
相手から見返りを求めるようになります。
心の余裕がないので、周りの人に笑顔で接することもできません。
その状態では、本当に相手のためになる働きかけはなかなかできないと思います。


でも、自分が本当に満たされていたら、
相手から何も返ってこなくても気にならなくなります。



 


豊かな人生を送るのは
最初に自分のグラスから満たす必要があるのです。

残念ながら、
自分のグラスは自分で満たさないと誰もエネルギーを注いではくれません。

では、あなたはどうやって自分を満たしていきますか?
それは小さなことでいいと思います。


趣味の時間を増やしてみる。
自分の時間を作って、空気の良い場所に出掛けてみる。
美味しいレストランで好きなものを食べる。
運動をする。
温泉に行く。

自分のグラスが満たされていくところを想像してみてください。

あなたのグラスが満たされ、
その満たされた状態から溢れでたエネルギーが周りの人に伝わっていったとき、
初めて、周りの人も幸せになります。
それが、人生のエネルギーの法則です。

ぼくが結婚したての25歳のときは、
1番上のぼくのグラスはまったく満たされていませんでした。
家庭に時間を割いていなかったので、もちろん、2段目も満たされていません。
3段目の社員にも厳しくしていたので、彼らを満たしてあげることはできず、
4段目の顧客に向かってのみ、シャンパンを注いでいました。
その結果、人生のバランスも崩れてしまいました。


会社をクビになって、初めて自分の人生を振り返ったら、
ぼくに残されたものは何もなかったのです。

「自分の全ての時間を注ぎ込んできた、あの時間は何だったんだろう?」
「今の自分に、一体何が残っているんだろう?」

あのときに感じた空虚感にはものすごいものがありました。
そんな経験から、ぼくはまず、一番上の自分のグラスからエネルギーを注ぎ込み、
自分を満たした状態にすることが、何よりも大切だと考えるようになりました。


時と場合によっては、自分のグラスからではなく、
家族や周囲の人からエネルギーを注ぐ必要もあるでしょう。

でも、そうでないときは、自分自身から満たしていかなければ、
エネルギーは循環していきません。

この法則を実践するようになってから、
心にゆとりが生まれ、人との接し方も変わりました。
家族との関係も、友人たちとの関係も、仕事のやり方も徐々に変わっていきました。
結果的に、ぼくの人生に大きな変化が生まれました。
今では、ぼくの周りにたくさんの笑顔が見られます。
それは、ぼくがこのシャンパンタワーの法則を実践できているからだと思います。
 
いかがでしたでしょうか。


まずは自分のグラスからエネルギーを注ぎ込むことを
忘れずにいたいですね!
 

 

▼シャンパンタワーの法則、動画で解説しています。