ハワイの2ヶ月滞在を話しています。
体のことも、問いかけと対話で育もう
ぼくたち夫婦は互いに好きな仕事をしながら、年300日以上、世界中を旅しています。
ずっと一緒にいるので
イヤにならない?喧嘩しない?といわれるけど
付き合った当初よりずっとずっと仲が良い。
そんな風に変われた理由、それはWAKANAとの「魔法の質問」でした。
ここからは
ミヒロ&WAKANAが対話形式で、原因や深層心理を掘り下げます。
あなたの問題を解決するときのヒントになると嬉しいです。
ケース14. 澤田ひろみさん(仮名 40代前半)
夫とのセックスが気持ちいいと感じられません。感じているふりをしても、あとで自分がしんどくなるだけ。
だけど「もっとこうしてほしい」とか「これは嫌」というのは恥ずかしいし、相手を傷つけるんじゃないかと言い出せなくて・・・。
どうやったらわかってもらえるでしょう。
Mihiro&Wakana's TALK
ミヒロ 本を作るにあたって、パートナーシップの悩みを募集したんだけど、一番多かったのが「セックス」に関する悩みだったんだよね。
WAKANA そうだよね。いろんな悩みがあったけど、実はどの悩みも「ある共通点」があるなあ、と思ったの。
ミヒロ どんな共通点?
WAKANA 「問題が起きていてもパートナーに伝えずに、そのままにしてしまっている」ということ。
2人で話し合えば簡単に解決するような問題でも、ひとりで悩んでいるからなかなか解決できずに悶々としているんだよね。
ミヒロ 日本ではセックスの話をするのはタブーなこと、と思っている人も多いから、誰にも相談できずにひとりで問題を抱え込んでしまっている人が多いのかもしれないね。
WAKANA 私はセックスもコミュニケーションのひとつだから、他の問題と同じように、相手と対話して育むものだと思うんだよね。
人間関係で大切なのはコミュニケーションだって、みんなわかっているじゃない?
最初は知らない人間同士が知りあって、何が好きか、何が嫌いか対話したり、時にはケンカしたりして、徐々に関係が育まれていくよね。
セックスも、体のコミュニケーションなのね。だから、育んでいくものだよ。
最初から決まったものもあるわけないし、ちゃんと、自分たちがどんなコミュニケーションを望んでいるのかっていうことを知らないといけない。
そもそも、男性と女性で体の違いがあることもあるし、全く違う臓器を持った肉体。
そんなあきらかな違いがあるのだから、コミュニケーションなしにひとつになっていくのは難しい。
その人と向き合うっていうことは、その人の体にも向き合うっていうことなのね。
体のコミュニケーションとして育んでいかないと。
だから、伝えるときも相手を尊重しながら、望んでいることを丁寧に伝えていく。
ミヒロ セックスもコミュニケーションのひとつと考えると、これまでそのことについてパートナーと対話を避けていた人も、視点が変わるかもしれないね。
この相談者さんのように、パートナーとのセックスに不満があっても、「恥ずかしくてそんなこと言えない」とか「相手を傷つけてしまいそうで言えない」って人、けっこう多いと思うけど、ふつうのコミュニケーションと同じように考えていいと思う。
「言いにくいことを伝えるために、相手にどういうふうに伝えますか?」
という質問に答えていけば、パートナーと対話できるようになるんじゃないかな。
まずは、「セックス=コミュニケーションのひとつ」と考えることだね。
WAKANA 私たちもセックスについても、付き合っている時に話し合ったんだよね、2人が上手くやっていく上で、すごくそこは大事なテーマな気がしていて。
どういう関わり合いをしたいかっていう一環として、その話をしたんだよね。
ミヒロ それで、じゃあ一緒に勉強してみようみたいな感じになって。
WAKANA 本をいっぱい買って勉強したり、話したりして、本で学んだというより、お互いが考えたり、想っていることを話し合ったよね。そのおかげでセックスというのは、ただ性欲を満たす時間っていうことじゃない、という認識が生まれたかもしれない。
ミヒロ そこれにいは正解はないし、ルールもない。人それぞれ違うものだから、何をされると心地いいのか、何をされると嫌なのか、そして心地いい頻度ややり方とか、自分に質問していくのがいいし、2人で話し合って育んでいけるといいね。
次回は
このお悩みのポイント解説と、解決へ導く「魔法の質問」です。
「ベストパートナーを育むしあわせの法則」
ミヒロのストーリー
WAKANAのストーリー