半年前、中学一年生の息子が「僕は運動神経が悪いから・・・」という
自分自身を評価するつぶやきを聞き、ショックを受けました。
でもそれと同時に、原因は私であることもすぐに分かってしまったのです。

私は、息子のことをママ友達などの前で、「うちは運動神経が悪いから」とか
「へなちょこだから・・・」といつも言っていました。
私にとってはかわいいの照れ隠しの言葉でも、
息子にはそんな私の勝手な思いなど伝わるはずもなく、
言葉そのものだけが刷り込まれていっていたのです。
そして、息子には私が息子を愛していることが伝わっていなかっただけでなく、
「ママは僕のことが嫌いなんだ」と思っていたこともわかりました。
目の前は真っ暗です。今まで何を勉強してきたのかと。

ショックでショックで落ち込んでいた時、メルマガにサロンの案内を見つけ、
久しぶりに行ってみることにしました。
その話をし号泣してしまった私に、mihoさんは来週からはじまる
STEP
ティーンをすすめてくれ、通うことになりました。

そこの会場は、10年前にSTEPを受講したお宅でした。
しかも参加メンバーは、その頃参加していた
全国規模ママサークルの素敵な先輩方、
そして当時、息子を託児してくださった方も参加されていて、
不思議な再会にただただ驚くばかり。
皆さんの前で、大泣きしてしまったのにも関らず、
たくさんの温かいアドバイスをいただきました。

まず、息子に愛していること、
伝わっていると思っていたのに実はそうではなかったことを謝り、
これからはきちんと大好きを伝えていくということを話ししました。
納得をしてくれたものの、全部は消化しきれていない様子。
息子に了解をとって、娘(妹)に話をしました。

私 「M(娘)は、ママがMのことを大好きだって、伝わっている?」
娘 「うん!」
私 「お兄ちゃんはそうじゃなかったんだよね。ママに怒られたりするから、
   僕のこと嫌いなんじゃないかって思っていたんだって。」
娘 「えー!!そんなこと言ったら、私のほうがいっぱい怒られて
   いるじゃん!!言っていい?お兄ちゃん、ばっかじゃーん!!」
息子「え?そうなの?Mは思っていなかったの?」
娘 「当たり前じゃん。」
息子「じゃ、僕だけ勘違いしていたんだ???」
主人も加わり、二人が大笑いで納めてくれました。
息子もストンと腑に落ちて、即解決。

この驚くほどのスピード解決に、とまどいながらも救われた思いでした。
そんなこんなで一件落着、
次回のティーンで皆さんに報告とお礼ができると思っていた矢先、
息子と二人で車に乗り、赤信号で停車中に
後ろから追突される事故にあいました。

はじめは、何でこのタイミングなの?
解決したのにどうしてこんなことが起こるの?
と受け止められずにおりましたが、少し経って、わかってきました。

はじめの一週間は、息子と歩いての通院生活。
(これを私は勝手に通院デートと呼び、幸せいっぱい。)
道中、いろいろな人に会います。
「こんな大きなお子さんいたのね。」とか「大きくなったね~。」
などと声をかけてもらいます。

私のレッスンの始まりでした。
「いつの間にか私の背を超えちゃったの。」などと笑って返す私。
その今までと違うやりとりを見ていた息子の笑顔を見た時の
私の気持ちは言い表すことができません。
ただただ、この笑顔を大切にしていこうと思いました。

息子は息子で、部活と自分のやりたいこととの両立が難しく
悩んでいた真っ最中に事故で全てがストップし、
何が大切なのかが見えてきたようです。

結局、ティーンには1回しか参加できませんでしたが、
私にはとても中身の濃いものでした。
サロンへ行ったことからはじまり、
どれもが必然の出来事だったのだと思います。

一度しかお会いできなかったメンバーの皆さま、とっても感謝しております。

miho
さん、私一人では越えられなかったと思います。
大泣きで支離滅裂な話をする私のこんがらがる思いの整理を助けていただき、
考え方やものの見方を変えることを自分でできるように教えていただきました。
本当にありがとうございます。私たちの最高のリーダーです。